★ 2019年3月に読んだ本 ★
『角川 短歌 1月号 2019』(角川文化振興財団)
浅沼璞『西鶴という鬼才』(新潮新書)
磯貝勝太郎『司馬遼太郎の幻想ロマン』(集英社新書)
日野真人『殺生関白の蜘蛛』(ハヤカワ文庫)
『プリンス』(シンコーミュージック・エンタテイメント)
……副題に「1958-2016 追悼 プリンス」。没後直後に出た追悼本の一冊。
『角川 短歌 2月号 2019』(角川文化振興財団)
竹本織太夫『文楽のすゝめ』(実業之日本社)
吉田簑助・山川静夫『吉田簑助と山川静夫 花舞台へ帰ってきた。』(淡交社)
桐竹勘十郎『なにわの華 文楽へのいざない 人形遣い 桐竹勘十郎』(淡交社)
小佐田定雄『落語大阪弁講座』(平凡社)
吉村萬壱『ヤイトスエッド』(徳間文庫)……体質的に嫌いな作家ではないんですが、
どうも被ってしまいそうな気がして、間を置きながら、読んでいますかねえ。
高島幸次『上方落語史観』(140B)
中島らも『こどもの一生』(集英社文庫)……3月の「二人の読書会」のテクスト。
お芝居は何度もビデオで鑑賞していたのですが、小説化された物は初読。
森村泰昌『知識ゼロからのフェルメール鑑賞術』(幻冬舎)
『プレミアム美術館 フェルメール』(朝日新聞出版)
『プリンスと日本 4EVER IN MY LIFE』(シンコーミュージック・エンタテイメント)
……監修は「CROSSBEAT」誌と、ファン代表のTUNA氏。切り口は割と新鮮。
四代目桂文我『笑福亭松朝の上方演芸百年噺』(燃焼社)
浅沼璞『西鶴という鬼才』(新潮新書)
磯貝勝太郎『司馬遼太郎の幻想ロマン』(集英社新書)
日野真人『殺生関白の蜘蛛』(ハヤカワ文庫)
『プリンス』(シンコーミュージック・エンタテイメント)
……副題に「1958-2016 追悼 プリンス」。没後直後に出た追悼本の一冊。
『角川 短歌 2月号 2019』(角川文化振興財団)
竹本織太夫『文楽のすゝめ』(実業之日本社)
吉田簑助・山川静夫『吉田簑助と山川静夫 花舞台へ帰ってきた。』(淡交社)
桐竹勘十郎『なにわの華 文楽へのいざない 人形遣い 桐竹勘十郎』(淡交社)
小佐田定雄『落語大阪弁講座』(平凡社)
吉村萬壱『ヤイトスエッド』(徳間文庫)……体質的に嫌いな作家ではないんですが、
どうも被ってしまいそうな気がして、間を置きながら、読んでいますかねえ。
高島幸次『上方落語史観』(140B)
中島らも『こどもの一生』(集英社文庫)……3月の「二人の読書会」のテクスト。
お芝居は何度もビデオで鑑賞していたのですが、小説化された物は初読。
森村泰昌『知識ゼロからのフェルメール鑑賞術』(幻冬舎)
『プレミアム美術館 フェルメール』(朝日新聞出版)
『プリンスと日本 4EVER IN MY LIFE』(シンコーミュージック・エンタテイメント)
……監修は「CROSSBEAT」誌と、ファン代表のTUNA氏。切り口は割と新鮮。
四代目桂文我『笑福亭松朝の上方演芸百年噺』(燃焼社)
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後家地獄
3月30日(土)は日中も、夜も桂文我の独演会。濃い一日です。
師匠である桂枝雀は59歳で亡くなり、文我も現在59歳。
今しか出来ないネタを全力で演じ切るという趣旨でしょうか。
浄瑠璃ネタにしてもレアな「後家殺し」と、屈指の大ネタ
「地獄八景亡者戯」を仕掛けてきました。18時の開演時には、
「東の旅」疲れ(?)から気分を切り替え、割と前の方の席で。
開口一番は桂福丸で、すっきりとした明晰な語り口が好感度大。
そして、「国立文楽劇場」で、浄瑠璃ネタを演じる文我師匠の
度胸が最高です。ただ、噺自体のサゲはブラック・ユーモアで
嫌いでは無いですけれども、男の悋気を煽り立てる噂話(嘘)
という趣向が頂けないなあ、個人的に。よくあることとはいえ。
☆
中入りの後は、文楽三味線の野澤錦糸と文我の特別対談。
実は江戸っ子の野澤錦糸が、根っからの落語好きだったことに
驚きました。コンビを組んでいた7代目・竹本住太夫(前年4月28日没)に
鍛えられ、現在は愛のある毒舌で竹本靖太夫を守り立てています。
その後、「地獄八景亡者戯」全編を初めて生で聴くことになり、
(大体は演者の持ち時間の都合上、途中を端折る形で耳にします)
元々、地獄が好きなこともありまして、なかなかに感慨深かったです。
ところで、日中の落語会も夜の独演会も、文我師匠は“一本締め”。
“大阪締め”でなかったことに、妙な引っ掛かりを覚えてしまいました。
☆
桂福丸「天満の白狗」
桂文我「後家殺し」
中入り
○特別対談 野澤錦糸×桂文我
桂文我「地獄八景亡者戯」
師匠である桂枝雀は59歳で亡くなり、文我も現在59歳。
今しか出来ないネタを全力で演じ切るという趣旨でしょうか。
浄瑠璃ネタにしてもレアな「後家殺し」と、屈指の大ネタ
「地獄八景亡者戯」を仕掛けてきました。18時の開演時には、
「東の旅」疲れ(?)から気分を切り替え、割と前の方の席で。
開口一番は桂福丸で、すっきりとした明晰な語り口が好感度大。
そして、「国立文楽劇場」で、浄瑠璃ネタを演じる文我師匠の
度胸が最高です。ただ、噺自体のサゲはブラック・ユーモアで
嫌いでは無いですけれども、男の悋気を煽り立てる噂話(嘘)
という趣向が頂けないなあ、個人的に。よくあることとはいえ。
☆
中入りの後は、文楽三味線の野澤錦糸と文我の特別対談。
実は江戸っ子の野澤錦糸が、根っからの落語好きだったことに
驚きました。コンビを組んでいた7代目・竹本住太夫(前年4月28日没)に
鍛えられ、現在は愛のある毒舌で竹本靖太夫を守り立てています。
その後、「地獄八景亡者戯」全編を初めて生で聴くことになり、
(大体は演者の持ち時間の都合上、途中を端折る形で耳にします)
元々、地獄が好きなこともありまして、なかなかに感慨深かったです。
ところで、日中の落語会も夜の独演会も、文我師匠は“一本締め”。
“大阪締め”でなかったことに、妙な引っ掛かりを覚えてしまいました。
☆
桂福丸「天満の白狗」
桂文我「後家殺し」
中入り
○特別対談 野澤錦糸×桂文我
桂文我「地獄八景亡者戯」