超絶技巧

美術館」へ向かいました。当初予定していた「兵庫
県立美術館」は、諸般の事情から次週に順延です。
鑑賞した「驚異の超絶技巧!」は、明治工芸から
現代アートまでを網羅。19世紀後半、欧米で注目された
日本の工芸品ですが、本展の大半が「清水三年坂
美術館」の所蔵……これまで、軽視していたとすれば、
申し訳なく思いました。単純なジャンル分けにしても、
七宝/金工/漆工/木彫・牙彫/自在/陶磁/刺繍
絵画……と目まぐるしくてねえ。初代宮川香山や並河
靖之はともかく、現代作家が粒揃い過ぎましたわ。
佐野藍(石彫)、本郷真也(金工)、高橋賢悟(金工)、
満田晴穂(自在)、稲崎栄利子(陶磁)……本当に、今後が楽しみな若手たちです。
作家性より先に職人気質を感じさせる辺りが頼もしくて。画像は本郷真也の「流刻」。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術