菅原城北大橋
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大阪市旭区の「城北公園」の“城”について、
何の気無しに、「大阪城」のことと思い込んで
いましたが、摂津国東生郡榎並荘に在った
「榎並城」に因むそうです。一帯は、大阪市に
編入されるまで、“城北村”と呼ばれており、
その地に昭和9年(1934)開園したのが、
城北公園。ぼくが訪れた時(5月3日)だと、
まだ、菖蒲園の季節には早かったようです。
☆
大池も目立ってはいますが、それを打ち消す
ように公園を跨いで伸びる「菅原城北大橋」。
大阪市旭区生江と同市東淀川区菅原を結び、
淀川に架かっています。上流の「豊里大橋」
と下流の「長柄橋」が慢性的な渋滞に陥って
いたことから、その間に架橋され、平成元年
(1989)6月に完成。平成26年(2014)6月
10日に無料開放されるまでは有料でした。
普通車の通行料金が100円だったことから
“100円橋”とも。渡河部については多本数の
ケーブルが優美な斜張橋ですが、ぼくの撮影
した城北公園内では、RC上路アーチ橋と
なっています。「赤川鉄橋(淀川橋梁)」が
人道橋として廃止(2013)されたことを受け、
平成25年(同)、城北大橋に堤防上との
連続スロープが取り付けられました。ただ、
城北公園上に架かっている橋の部分は
歩いて渡れそうもなくて、少々がっかり。
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tag : 橋