Jesse Johnson
7月10日(水)、Jesse Johnson の来日公演に出掛けました。
「ビルボードライブ大阪」での1st ステージ(18時半~)。最初から
気分は昂っていましたわ。殿下とほぼ同時期に認識した存在が
ジェシー・ジョンソンで、何たって、The Time のオリジナル・メンバー。
さらには、D'Angelo のバンド、The Vanguard にも属していますから。
ただ、ディアンジェロや殿下に対しては当然、ザ・タイムにおいても
モーリス・デイに比して、一歩退いた立ち位置。目立ちたがりの
ギタリストでなく、スタイリッシュでクールな佇まいが印象的でした。
ライヴでは、いきなり、「Love Struck」から入ってきましたねえ。
ベルベットのロング・ジャケットを着たまま、帽子を目深に被り、
流麗なステージング。ぞっとしたのが、ジェシーの歌声でして、
ぼくの大好きな2nd アルバム『SHOCKADELICA』(1986)の頃
と全然変わらない声音に、容貌があまり窺えないことも相俟って、
殿下同様、ここにも年を取らない吸血鬼がいたよ!と発見気分。
Morris Day が年の功を経た上でのファンク魂を曝け出したのと
対照的に、淡々と自分のやってきた音楽(それもファンク)を
忠実に披露するといった風情です。彼なりのサービス精神が、
殿下の「Contorversy」、ザ・タイムの「Jungle Love」。
盛り上がりましたけれども、モーリス・デイの時のように総立ち
とはならず。客層が前回と結構被っていたように見えましたが、
ファンク大会を期待していた向きには、戸惑った局面もありましたか。
ブルース・ナンバーを延々と聴かせてくれたのは、ザ・タイムではなく、
あくまで“俺は俺”スタイルなんだろうなあ、と。一等、弾けるはずの楽曲、
「Crazay」も Sly Stone の一抹の狂気が欠けているのがさみしくて……
モーリスの舞台では感じなかった、ザ・タイムの
ギタリストとして、ジェシーが欲しいという渇望。
☆
Jesse Johnson ‐ guitar, vocals
Bunny Hearts ‐ keyboards
Del Atkins ‐ bass
Brian Edwards ‐ drums
「ビルボードライブ大阪」での1st ステージ(18時半~)。最初から
気分は昂っていましたわ。殿下とほぼ同時期に認識した存在が
ジェシー・ジョンソンで、何たって、The Time のオリジナル・メンバー。
さらには、D'Angelo のバンド、The Vanguard にも属していますから。
ただ、ディアンジェロや殿下に対しては当然、ザ・タイムにおいても
モーリス・デイに比して、一歩退いた立ち位置。目立ちたがりの
ギタリストでなく、スタイリッシュでクールな佇まいが印象的でした。
ライヴでは、いきなり、「Love Struck」から入ってきましたねえ。
ベルベットのロング・ジャケットを着たまま、帽子を目深に被り、
流麗なステージング。ぞっとしたのが、ジェシーの歌声でして、
ぼくの大好きな2nd アルバム『SHOCKADELICA』(1986)の頃
と全然変わらない声音に、容貌があまり窺えないことも相俟って、
殿下同様、ここにも年を取らない吸血鬼がいたよ!と発見気分。
Morris Day が年の功を経た上でのファンク魂を曝け出したのと
対照的に、淡々と自分のやってきた音楽(それもファンク)を
忠実に披露するといった風情です。彼なりのサービス精神が、
殿下の「Contorversy」、ザ・タイムの「Jungle Love」。
盛り上がりましたけれども、モーリス・デイの時のように総立ち
とはならず。客層が前回と結構被っていたように見えましたが、
ファンク大会を期待していた向きには、戸惑った局面もありましたか。
ブルース・ナンバーを延々と聴かせてくれたのは、ザ・タイムではなく、
あくまで“俺は俺”スタイルなんだろうなあ、と。一等、弾けるはずの楽曲、
「Crazay」も Sly Stone の一抹の狂気が欠けているのがさみしくて……
モーリスの舞台では感じなかった、ザ・タイムの
ギタリストとして、ジェシーが欲しいという渇望。
☆
Jesse Johnson ‐ guitar, vocals
Bunny Hearts ‐ keyboards
Del Atkins ‐ bass
Brian Edwards ‐ drums
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テーマ : Soul, R&B, Funk
ジャンル : 音楽
tag : 黒い音