一寸法師大明神

呼ぶのが妥当と思われる大阪市・ミナミの「一寸法師
大明神」なのでした。神社どころか、神棚にしても薄い
造りです。道頓堀通と法善寺横丁を結ぶ“浮世小路”
という本当に細い路地の西壁面に祀られています。
目印としたらば、うどんの「今井」の脇の隙間に身を
滑り込ませればよいかな。100円でおみくじも引けます。
由縁でも何でもないですが、額に入った説明書き有り。
下に書き写させてもらいますが……突っ込んだら、負け。
☆
一、昔むかし、わずか一寸(三センチ)の一寸法師
様は、お椀の船に箸の櫂をひたすら漕ぎつづけ
道頓堀川を上って京の都へいった努力の人。
一、都で悪いことばかりする鬼を退治し 鬼の打ち
出の小槌を奪い、それを振ると、立派な青年の
容貌になり、美しい姫君を得、都で出世して、一族がめでたく栄えました。
一、一寸法師様の、こんな言い伝えから、商売繁盛や家内安全、縁結びを
祈願するようになりました。
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