けったいな親子

大阪天満宮の境内の地を借りている
「天満天神繁昌亭」では、同宮に
謝意を込め、“天神寄席”と銘打った
テーマ落語会を開催しています。11月
25日(金)のテーマは「けったいな
親子」。ゲストに、『老父よ、帰れ』を
上梓した作家の久坂部羊を迎えて、
18時半からの開演となっていました。
☆
午前中から、別件の講座や現地見学で奔走していたのですが、頃合いを見計らって、
大阪天満宮へ向かいました。昼過ぎまで、降雨に見舞われた境内には、馬の蹄の
跡が残されていましたねえ。同日、流鏑馬神事が行われていたようです。
「餃々」の餃子を摘まんで軽く呑み、「中村屋」のコロッケを頬張りながら、繁昌亭へ。
落語会を仕切っているのは、上方落語協会番組編成委員長の桂春若でなく、実質、
大阪大学招聘教授の高島幸次先生です。ぼけ役も上手く、安心させられます。
或る意味、ノルマとして課せられた観も無きにしもあらずの、テーマ落語会に対して、
独り、笑福亭たまが気を吐いていた印象。妙にぎらぎらとした迫力を感じましたよ。
☆
月亭遊真「親子酒」
笑福亭たま「近日息子」
笑福亭伯枝「佐々木裁き」
桂米二「親子茶屋」
中入り
鼎談「親ほど厄介なモノはない」=桂春若/久坂部羊/高島幸次
笑福亭福笑「桃太郎」
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