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時間支配

今年の「公開講座フェスタ 2019」、受講したものかどうか、
思いあぐねていたのですが、ここ数年、参加を続けてきたのに、
途切れるのが口惜しくて、1コマだけ、受けることにしました。
(もう少し、文学・歴史の講座が充実していればよいのですが)
11月12日(火)午後、大阪府(庁)新別館南館8階の大研修室へ
向かいました。最寄り駅はOsaka Metro・谷町線、谷町四丁目。
聴衆も少なく、熱気に乏しいように感じます。13時15分から、
伍躍氏(大阪経済法科大学)の「元号に見える政治と社会:
新時代スタートに際して
」を聴きました。旧暦太陰太陽暦)は
昔、かじっているので、無問題。「年号」と「元号」は同義語ですが、
明治時代、一世一元が確立してから、“元号”が公称とされます。
中国の年号は煩瑣で、なかなか厄介。日本での年号の登場は
大化」ですけれど、定着したのは「大宝」元年(701)以降。
2字ではなく、3~6字から成る変則年号、代始祥瑞災異
改元の理由といったお話が、レジメに沿って展開されていきました。
印象的だったのは、年号(元号)が、人間や領域に対する支配に加え、
時間に対する支配も企図していたことですね。少し、考えてみれば、
当たり前のこととはいえ。14時15分に終了(90分)。大研修室から
エレベーターで降り、街路樹を見遣れば、紅葉が遅いことが気懸かり。
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テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 講座

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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