神戸栄光教会

いませんが、教会建築は好きです。
(音楽としてのゴスペルは大好物)
「兵庫県公館」のすぐ北側に建って
いたのが、日本キリスト教団「神戸
栄光教会」(神戸市中央区下山手通
4−16−1)でした。先代の教会堂
(第2会堂)は曾根中条建築事務所
設計で大正11年(1922)の竣工。
三角屋根の聖堂と約40mの鐘楼が神戸のランドマークとして長年親しまれていた
訳ですけれど、阪神・淡路大震災(1995)で倒壊。現在の教会(=第4会堂)は
平成16年(2004)10月に再建された物です。第2会堂のゴシック様式が踏襲
されており、外壁の煉瓦(手積み)を確認したところ、イギリス積みでした。
☆
「日本キリスト教団」の場合、“キリスト”が片仮名

表記か、漢字表記(=基督)か、悩ましいですね。
「相楽園」から「隈病院」を目指して、西進する中、
左手に現れたのが、日本聖公会「神戸聖ミカエル
教会」(神戸市中央区下山手通5丁目11−1)。
“聖公会”というからには、英国国教会の流れの
プロテスタントということでしょうか。ただ、最初、
太陽との位置関係や、日陰から見て、ファサードを
見なかったことから、「日本基督教団神戸教会」
(神戸市中央区花隈町9−16)と取り違えそうに
なりました。煉瓦(レンガタイル)の色も、鐘楼の形も
何から何まで違うのにねえ。教会が連立している
ようで、奇異に感じましたが、“寺町”の在り方などを
思い返してみれば、教会が固まっていても、特段
不思議でもないか。外国人の街、神戸ではあるし。
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tag : 建築