杉江能楽堂

南海電車に乗り換えて、岸和田を
目指しました。慣れないものだから、
乗り越してしまったり、落語会の
会場を見つけるのに苦労したり……
いろいろありましたが、14時開演の
「笑福亭たま 岸和田杉江能楽堂
独演会」に滑り込みました。たまの
独演会というだけで、足を運んでも
よいのですが、加えて、会場となる「杉江能楽堂」が大阪府最古の能舞台という点が
見逃せません。大正6年(1917)、旧「岸和田城」内に在った能舞台の橋懸を移設
して、建立されたそうです。大阪市を出て、堺市、和泉市の南の岸和田市まで行く
機会も多くないのですが、杉江能楽堂もわかりづらい立地。土地勘が無いため、
岸和田高校や岸和田城(画像)周辺をうろうろ探し歩く羽目となりました。個人宅を
訪問するような感覚が付きまとい、地元出身の笑福亭たまも普段よりリラックスして
いるように見え、演者と会場が自然と馴染んでいる良い落語会だなぁ、と ほっこり。
☆
露の瑞「時うどん」
笑福亭たま「ちしゃ医者」
たま「猫と金魚」
中入り
笑福亭たま「宿屋仇」
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