三語・三度

第5回「三語・三度兄弟会」を聴きました。桂三語は
「平成紅梅亭」に次いで、再見。声のよく出る元気な
落語家……桂吉弥と同じ匂いがするのですけれど、
スポーツ好きな好青年は趣味でなく……すみません。
前回まで「動楽亭」を使っていたそうですが、今回は
集客に苦戦しています。ぼくの目当ては桂三度
(=世界のナベアツ)。年齢では三度が16歳、三語
より上で、芸歴ではさらに上回るのですが、落語家と
しては三語の方が兄弟子。少々微妙な感じですかねぇ。
中入り前のネタ「面白くない天才」は客層を選び、
繁昌亭(大阪)より、喜楽館(神戸)の方が受けるだろう
と思いました。中入り後の「代書屋」は、ポン菓子の
「ポーン!」でサゲ。桂枝雀(2代目)スタイルが似合い、
器用だなあと感心させられました。落語会とは関係ない
のですが、今年の第14回「繁昌亭大賞受賞者」は、大賞が桂三金で、奨励賞には
桂文鹿、桂佐ん吉さんの両名が選ばれており、ぼくまで嬉しくなってしまうのです。
☆
桂文路郎「お忘れ物承り所」
桂三語「鉄炮勇助」
桂三度「面白くない天才」
中入り
桂三度「代書屋」
桂三語「神津の富」
スポンサーサイト
tag : 落語