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サトちゃん/サトコちゃん

2020_02_14_二階町 画像は「佐藤製薬」のマスコット・
 キャラクター、「サトちゃん」と妹の
 「サトコちゃん」。前週、丹波篠山市の
 二階町のバス停近くの薬局の前で
 出逢いました。サトちゃんは1959年に
 誕生(サトコちゃんは1982年)。
 飯沢匡土方重巳がデザインを
 手掛けたプロの仕事であるからには、
 “ゆるキャラ”呼ばわりは失礼ですね。

テーマ : つぶやき
ジャンル : 日記

tag : ゆるキャラ

ビクトリー

国立国際美術館」へ赴く前、軽食を2020_02_18_「ビクトリー」
取ったのが「ビクトリー」(大阪市西区
江戸堀1-23-31)。奥まった路地に
在るので、Osaka Metro の企画
純喫茶めぐり”で取り上げられて
いなければ、知らないままに終わった
かもしれず。看板からサンドイッチを
謳うだけあって、サンドイッチはどれも
美味。画像はツナ/ハム/カツの三色
サンド(珈琲付きで820円)ですが、紫蘇風味ロースト・チキンも絶品でした。
店を出て東の路地の途中に在る 銀杏の樹の下の地蔵尊が気になるところ。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : おやつ樹木仏像

IMPOSSIBLE ARCHITECTURE

2月18日(金)、大阪市・中之島の「国立国際美術館」に出掛け、
IMPOSSIBLE ARCHITECUTURE」を鑑賞しました。
単に実現が“不可能”という意味合いではなく、
建築の可能性を問い直してみる――五十嵐太郎の監修で、
副題には「建築家たちの夢」とあります。
CG映像では、のっけから、ウラジミール・タトリン
第3インターナショナル記念塔」が圧巻。
黒川紀章の“東京計画”にインスパイアされた
ピエール=ジャン・ジルー「見えない都市#パート1」は、
ただただ、美しく。ブルーノ・タウト、瀧澤眞弓、山口文象、
川喜田煉七郎、前川國男、「ニュー・バビロン」のコンスタン、
空中都市」のヨナ・フリードマン、岡本太郎、菊竹清訓、村田豊、
磯崎新、安藤忠雄……etc. 錚々たる面子ですが、
図面や模型で紹介された 存在しない建築物の刺激的なこと。
橋好きとしては、マドリン・ギンズ問われているプロセス/
天命反転の橋
」に快哉を上げ、会田誠の「シン日本橋」ににやり。
図録も欲しかったのですが、他の買い物が嵩んだので、今回はパス。

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 美術建築

春日神社(丹波篠山市)

2020_02_14_春日神社 兵庫県丹波篠山市にも、「春日神社
 は勧請されており、境内外に天満宮や
 恵比須社なども建っています。13代・
 篠山藩主、青山忠良(ただなが)が奉納
 した能舞台が、国指定重要文化財
 とされていますが、季節外れに訪ね、
 外観を眺めるにとどまりました。
 数十段の石段を上がった先に在る
 愛宕神社は、「3年前の台風」で
全壊したらしく、再建のための寄進を受付中……と書かれていたのですが、文字が
色褪せてい(るように見え)て、一体、いつのことなのか?と調べてみたところ、おそらく
2017年10月22日、台風21号による被害。倒木に社殿が押し潰されてしまった模様。

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 史跡建物

正起屋

早出だったけれども、残業は20時まで。
晩ご飯をどうしようか?と、少々迷い、
呑みでも、食事でも、どちらでも対応可能な
やきとり料理”の「正起屋Whityうめだ店
突撃。三重県産の伊勢赤どりを使用しています。
焼き鳥丼を食しつつ、牛蒡の天ぷら、焼き鳥の
盛り合わせも注文。「壽酒造」(大阪府高槻市)の
手掛ける地ビール(ケルシュ/アンバー)を皮切りに、
当然の如く、壽酒造の「國乃長」上撰も頂きました。
地産地消、地元に近いお酒を応援したいモードです。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : 呑む

「国華」落語

2020_02_15_杉江能楽堂 2月15日(土)14時から、第2回となる
 「笑福亭たま 岸和田杉江能楽堂
 独演会
」を聴きました。今回は時間に
 余裕を持って出掛けたので、好みの
 席を選べましたよ(前回は最後尾)。
 大阪府最古の能舞台「杉江能楽堂
 は、「西本願寺北能舞台」の形式を
 踏まえているとのこと。前庭に白州と
 3本の地植えの松、L字形に別棟の
見所(観客席)も在ります。舞台は小ぶりな2間四方。舞台上の揮毫は、岸和田藩
最後の藩主・岡部長職(ながもと)により、「国華」と読めます。村山龍平の創刊した
日本・東洋古美術研究誌の書名も「国華」でしたねえ。さて、肝腎の落語会の前座は
笑福亭智丸「つる」。たまは江戸落語として「転失気」。続けては「崇徳院」。熊五郎の
妻の出番がカットされるなど、全般に慌しい印象。古典落語の大ネタだろうが、鷹揚に
びしっと決めてほしいけれど、年季が要るかなあ。中入りの後は、再び、江戸落語を
取り上げて「鰍沢」。何となく、ダイジェスト版を聴いたようで、楽しくはあったのですが。
(古典)落語世界の住人が一人ひとり、立ち上がってきている域とは言えず、一番、
素に近いのが「転失気」の珍念で、“大人”らしい“大人”のいない空間と感じました。

テーマ : 落語
ジャンル : お笑い

tag : 落語建築

ほろ酔い城下蔵

2月14日(金)、JR大阪駅・4番線ホームから、10時21分2020_02_14_「ぼたん亭」
発の丹波路快速に乗り込みました。11時28分、篠山口
到着。11時39分発の神姫バス(篠山営業所行き)に
乗車して、二階町に11時55分着。計画どおり、昼食時に
ぼたん亭」を訪れ、ぼたん鍋を頂きました。特上ロース
肉で、1人前7,900円(税別)。突き出しの丹波黒をアテに
地酒の「鳳鳴」をぬる燗で嗜みます。栗入り味噌の味と
相俟って、まったりとした気分を味わえるのです。その
地域の料理には、その地域の酒が合うのが自然、と
言えば、自然なのですけれども……初心に帰った気分。
毎冬連続で訪れているので、女将とも馴染みになった
感覚に、肩から何から力が抜けて、リラックスしまくり。
       ☆
2020_02_14_ほろ酔い城下蔵 足を運ぼうと思い立った時
 には、いつも定休日(=
 火曜日)で入れなかった「ほろ酔い城下蔵」(兵庫県
 丹波篠山市呉服町46)を ようやっと、探訪できました。
 お世話になっている「鳳鳴酒造」の酒蔵見学施設です。
 寛政9年(1797)に建築された「西尾酒造」の酒蔵および
 邸宅を改装・整備して、平成13年(2001)にオープン。
 釜場、麹室(こうじむろ)、槽場(ふなば)、仕込み蔵などが
 昔ながらの姿で残されています。面白かったのは、昭和
 初期の6本脚のグランド・ピアノや、音楽の振動によって
 酒の醸造を行う音楽振動装置トランスデューサー)。
 モーツァルトを聴かせるのはともかく、デカンショ節
 どうなのか?と。店の間~中の間の前の売店で、
 土産に「鳳鳴」の文字の入った利き酒猪口も購入……
 ちょうど、バレンタイン・デーだったので、“チョコ”なのね。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : 呑む大豆建築

城用語

『鼠草紙』 関連の資料を購入するより、もっと昔――。
3年前かな。「篠山市立歴史美術館」を訪れた際に
入手したアイテムとして、単語帳の体裁をした物件があります。
名刺大のカードをリングでまとめた物でして、
「ピラミッド(株)」の“とく問?カード”シリーズの1つ、
小和田哲男(静岡大学名誉教授)・監修 『日本の歴史・城用語』
近代建築や仏像関連でも制作してほしいなあ。
本体カードが52枚、1枚当たり3問なので、計156問題です。
例えば、下記のような用語が盛り込まれています。
       ☆
【現存天守十二城】
 [国宝]=松本城(長野県)犬山城(愛知県)彦根城(滋賀県)姫路城(兵庫県)
 [重要文化財]=弘前城(青森県)丸岡城(福井県)松江城(島根県)備中松山城
(岡山県)
丸亀城(香川県)伊予松山城(愛媛県)宇和島城(愛媛県)高知城(高知県)
【三大湖城】=高島城(長野県)膳所城(滋賀県)松江城(島根県)
【三大水城】=高松城(香川県)今治城(愛媛県)中津城(大分県)
【三大平山城】=姫路城(兵庫県)津山城(岡山県)伊予松山城(愛媛県)
【三大平城】=名古屋城(愛知県)岡山城(岡山県)広島城(広島県)

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag :

鼠草紙

週末、例年の如く、丹波篠山市行きを画策。
(前年5月1日、「篠山市」から市名を変更済み)
差し迫る頃になって、昨年、土産物として購入した
2冊の書籍を放置したままになっていたことに気付き、
早速読了。いずれも、奈良絵巻 『鼠草紙』(仮題)をやさしく
書き改めた物で、鼠の権頭(ごんのかみ)が主人公を務める
同系統の伝本が4本確認されているそうです。所蔵するのは
東京国立博物館/サントリー美術館/
ニューヨーク公立図書館スペンサー・コレクション/
丹波篠山市立青山歴史村――となります。
異類婚姻譚でして、人間の姫君と結婚した鼠の権頭が
姫君に逃げ出され、心の平安を求めて出家するという
ストーリーが、現代人にはよくわかりません。教訓性にも疑問。
結婚を勧めたのは清水寺の観音で、権頭が修行僧「ねんあみ」
として赴くのが高野山……真言宗リスペクトなのか、何なのか、
心配になります。五戒(殺生戒/偸盗戒/邪淫戒/妄語戒/
飲酒戒)に一々留保を付けるからには、守る気がさらさら薄く、
猫と共に悟道に入る際も、雑念はたらたら残っているようですし。
非常におかしくて笑える内容だと思うのですが、当時の人らは
どういう風に読んでいたものやら、真剣に考えれば悩ましいところ。

参考文献:『ねずみそうし』(青山歴史村・青山クラン美術館)
       愛原豊『ささやまの絵巻 ねずみのそうし』(創造舎)

テーマ : 読書記録
ジャンル : 小説・文学

tag : 小説

Under Pressure

2020_02_11_天満天神繁昌亭 2月11日(火)18時半から、「天満天神繁昌亭」の
 「笑福亭福笑一門会」に足を運びました。
 “たった二人の一門会”Vol.14 となります。
 前座も無しの1人2題。福笑とたまの噺をじっくりと
 味わえる濃い落語会なのですが、超満席状態で、
 今回は補助席しか取れなくて、両側の男性客から
 物理的なプレッシャーを受けながら、パイプ椅子に
 座り続けるという状況だけが残念でしたか。眼前の
 手すりに、視界を塞がれるしねえ。(そういう時は、
 コンパクトな身体が羨ましく感じられたりします)
 笑福亭たまの近況報告で、新潟県の寺社巡業時、
 全く受けない状況もあった、理由がよくわからない
 という苦心譚が身につまされ、コミュニケーションは
 難しいものです。たまの「千客万来」は師匠の創作。
 1つの噺の中に、(顔の無い不特定多数の登場人物
ではなく)どれだけの数のキャラクターを盛り込めるか、実験してみようとの福笑の
目論見が在るそうです。高座の上では、BGM によって登場人物を描き分けるなど、
演出上のフォローも加わり、誰が誰だかわからなくなるといった混乱もなく、成功
していると思います。“対話”が核に在るという構造は崩していないがために、落語
として成立しているとも言えるので、逆に言えば、そこをどう崩せるか?という点は
落語に限らず、一般的な舞台芸術、あるいは文芸作品の課題にもなり得るか、と。
一人の言葉を同時に複数の声としても機能させること。福笑の「妖怪の結婚」が
続きます……創作落語ですけれども、古典落語の「ろくろ首」等のサンプリングが
絶妙で、記憶のあちらこちらをくすぐられますよ。ぼくの心は落語を逸れて、小泉
八雲
のことなどを想起していました。妖怪は異端を引き寄せるのだな。中入りの
後、たまの「深山隠れ」。現代風にさらりと仕上げようとする試みはよいにせよ、
主人公の名前を柳生二十兵衛とするのは効果薄に感じます。駄目ではないですが、
変えるメリットも無いような。古典落語そのまま踏襲するだけでは良くない、しかし、
どこを変え、どこを残すか?は非常に難しい勘所です。落語家も両義的な存在で、
現代に通用する笑いを提供しなければならないとともに、古典芸能の真髄を伝承
するという役割があると考えているから。トリは福笑師匠「釣道入門」。代表作の
一つと言えます。渓流釣りの名人とビギナーとの関係が、途中から、マニア受け
する噺家と大衆受けするタレント落語家との関係に見えてきて、仕方なくて……
釣れた者が勝ち、集客力のある芸人が勝者と言い切れないところがほろ苦し。

テーマ : 落語
ジャンル : お笑い

tag : 落語

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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