fc2ブログ

岸和田本通り商店街

2020_02_15_旧「壽屋」
2020_02_15_「アリラン」
 「岸和田だんじり祭」が開かれて
 いない間の岸和田市は、眠れる獣
 のようで、本当に、ひっそり閑として
 いまして、却って、不審な感じがする
 ほどです。道を行く人や車の数も
 少ないように感じて、シャッター通り
 なのか?と疑いたくもなり、いや、
 岸和田市の道路は、だんじりが走る
 ために存在するのだろうと思い直し。
 南海・岸和田駅から西へ伸びている
 岸和田駅前通商店街が、阪堺南線
 を越えると、岸和田本通り商店街
 なりまして、その本通り商店街で
 見かけた気になる近代建築(?)
 物件をば、いくつか並べてみましょ。
        ☆
 まず、旧「壽屋」(大阪府岸和田市
 五軒屋町11-12)から。2階部分は
漆喰塗りの蔵造りと和風なのですが、1階部分はギリシャ
建築風の石柱を飾るなど、木造ながらも擬洋風。ご丁寧な2020_02_15_大伸土建
ことに、玄関口の両側に能装束と思しき翁と嫗の小像が
設えてあるので、当方の混迷の度合いも深まります。
同じく、地階部分だけ眺めていれば、唯の焼き肉店としか
思えなかった「アリラン」(岸和田市五軒屋町11-8)も、
ふと上を見上げればえらいことになっていて、中央上部の
メダリオンやら何やら主張が激しく、よくある看板建築
類なのか、どうなのか、判断に困ってしまいました。
2階も使って営業しているようであれば、是非とも、飲食
させてもらいたいものです。右の画像は、最近の建築物
でしょうけれども、「大伸土建」(岸和田市北町14-26)。
目にした瞬間、おおっ!と、心が打ち震えました。
明らかに、ビル全体がだんじり(山車)のフォルムですよ
ねえ。岸和田市民のだんじり愛を勝手に妄想するのは
いけないことでしょうか。これで、社屋自体が移動できる
ようになれば、もう、言うことはないです。Das ist alles.



スポンサーサイト



テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 近代建築建築

カレンダー
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
Access Counter
総閲覧者数:
Online Counter
現在の閲覧者数:
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリー
プロフィール

ぽか

Author:ぽか
⇒ 旧プロフィール

歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

リンク
月別アーカイブ
検索フォーム
Amazon
QRコード
QR
RSSリンクの表示
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

メルマガ登録はこちらから
購読希望者はメール・アドレスを書き入れて「送信」してね!
SOUKEN