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屯鶴峯再訪

5月8日(金)10時半、Osaka Metro2020_05_08_屯鶴峯_1
・御堂筋線に梅田から乗り、天王寺で
下車。大阪阿部野橋から、近鉄・
南大阪線に乗り換えて、10時54分発
橿原神宮前行きの準急で二上山
向かいました(駅名としての“二上山”
ですよ)。同駅には11時27分着。
その昔、同人仲間と訪れたことが
あります。いつだっけ?と、相棒に
訊いてみたらば、2004年4月25日……少年老い易く、学成り難し。やれんなあ。
       ☆
2020_05_08_屯鶴峯_2 地図だけを見ると、近鉄・大阪線の
 関屋(あるいは二上)駅からの方が
 近く見えるのですが、北側からの
 進入が推奨されておらず、二上山
 駅から国道165号を西進。道端では
 ナヨクサフジの紫色の花が咲き乱れて
 います。穴虫交差点で香芝太子線へ
 入りまして、目的地は「屯鶴峯」(奈良
 県香芝市穴虫)。屯鶴峯どんづるぼう
言い慣わしていますが、「どんづる峯(みね)」とも呼ばれます。遠くから見ると、鶴が
(たむろ)しているような奇観からのネーミング。白いとはいえ、鶴には見えないかな。
       ☆
千数百万年前の二上山の火山活動に2020_05_08_屯鶴峯_3
よって、噴出された瀝青岩の岩屑が
水底で凝灰岩層となった物が隆起し、
風化・水蝕を経て、現在の奇勝に至る、
と。標高154m、奈良県の天然記念物。
間の抜けた、すっとぼけた光景は、
有無を言わさず、雪原の只中に置き
去られたようで、遠近感を失い、頭が
くらくらしてきます。ただ、のっぺらとした
だけの景観に過ぎず、(人間の)時間的な奥行きが感じられない、
近隣の山々のように歴史的な由緒・来歴を持ち合わせないのが惜しい。
       ☆
屯鶴峯は“ダイヤモンドトレール”の起点ともなっていて、
あわよくば、二上山の雄岳(517m)・雌岳(474m)を攻めて、
東へ下りて、「當麻寺」を再訪しようかとも企んでいましたが、
欲張り過ぎですね。今回は見送ります。“”には程遠いけどねえ。
(あ、廃墟マニア垂涎の旧日本陸軍地下壕も探索できていません)

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テーマ : 史跡
ジャンル : 学問・文化・芸術

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
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