屯鶴峯再訪
5月8日(金)10時半、Osaka Metro
・御堂筋線に梅田から乗り、天王寺で
下車。大阪阿部野橋から、近鉄・
南大阪線に乗り換えて、10時54分発
橿原神宮前行きの準急で二上山へ
向かいました(駅名としての“二上山”
ですよ)。同駅には11時27分着。
その昔、同人仲間と訪れたことが
あります。いつだっけ?と、相棒に
訊いてみたらば、2004年4月25日……少年老い易く、学成り難し。やれんなあ。
☆
地図だけを見ると、近鉄・大阪線の
関屋(あるいは二上)駅からの方が
近く見えるのですが、北側からの
進入が推奨されておらず、二上山
駅から国道165号を西進。道端では
ナヨクサフジの紫色の花が咲き乱れて
います。穴虫交差点で香芝太子線へ
入りまして、目的地は「屯鶴峯」(奈良
県香芝市穴虫)。屯鶴峯(どんづるぼう)と
言い慣わしていますが、「どんづる峯(みね)」とも呼ばれます。遠くから見ると、鶴が
屯(たむろ)しているような奇観からのネーミング。白いとはいえ、鶴には見えないかな。
☆
千数百万年前の二上山の火山活動に
よって、噴出された瀝青岩の岩屑が
水底で凝灰岩層となった物が隆起し、
風化・水蝕を経て、現在の奇勝に至る、
と。標高154m、奈良県の天然記念物。
間の抜けた、すっとぼけた光景は、
有無を言わさず、雪原の只中に置き
去られたようで、遠近感を失い、頭が
くらくらしてきます。ただ、のっぺらとした
だけの景観に過ぎず、(人間の)時間的な奥行きが感じられない、
近隣の山々のように歴史的な由緒・来歴を持ち合わせないのが惜しい。
☆
屯鶴峯は“ダイヤモンドトレール”の起点ともなっていて、
あわよくば、二上山の雄岳(517m)・雌岳(474m)を攻めて、
東へ下りて、「當麻寺」を再訪しようかとも企んでいましたが、
欲張り過ぎですね。今回は見送ります。“密”には程遠いけどねえ。
(あ、廃墟マニア垂涎の旧日本陸軍地下壕も探索できていません)

・御堂筋線に梅田から乗り、天王寺で
下車。大阪阿部野橋から、近鉄・
南大阪線に乗り換えて、10時54分発
橿原神宮前行きの準急で二上山へ
向かいました(駅名としての“二上山”
ですよ)。同駅には11時27分着。
その昔、同人仲間と訪れたことが
あります。いつだっけ?と、相棒に
訊いてみたらば、2004年4月25日……少年老い易く、学成り難し。やれんなあ。
☆

関屋(あるいは二上)駅からの方が
近く見えるのですが、北側からの
進入が推奨されておらず、二上山
駅から国道165号を西進。道端では
ナヨクサフジの紫色の花が咲き乱れて
います。穴虫交差点で香芝太子線へ
入りまして、目的地は「屯鶴峯」(奈良
県香芝市穴虫)。屯鶴峯(どんづるぼう)と
言い慣わしていますが、「どんづる峯(みね)」とも呼ばれます。遠くから見ると、鶴が
屯(たむろ)しているような奇観からのネーミング。白いとはいえ、鶴には見えないかな。
☆
千数百万年前の二上山の火山活動に

よって、噴出された瀝青岩の岩屑が
水底で凝灰岩層となった物が隆起し、
風化・水蝕を経て、現在の奇勝に至る、
と。標高154m、奈良県の天然記念物。
間の抜けた、すっとぼけた光景は、
有無を言わさず、雪原の只中に置き
去られたようで、遠近感を失い、頭が
くらくらしてきます。ただ、のっぺらとした
だけの景観に過ぎず、(人間の)時間的な奥行きが感じられない、
近隣の山々のように歴史的な由緒・来歴を持ち合わせないのが惜しい。
☆
屯鶴峯は“ダイヤモンドトレール”の起点ともなっていて、
あわよくば、二上山の雄岳(517m)・雌岳(474m)を攻めて、
東へ下りて、「當麻寺」を再訪しようかとも企んでいましたが、
欲張り過ぎですね。今回は見送ります。“密”には程遠いけどねえ。
(あ、廃墟マニア垂涎の旧日本陸軍地下壕も探索できていません)
スポンサーサイト
tag : 史跡