fc2ブログ

白黒映画

グリル「アイで昼食(日替わり定食やオムライス)を
取った後、古い映画をDVDで鑑賞しました。1本目は
Alfred Hitchcock 監督の『SPELLBOUND』
(1945)。原題だけだと、ぼくは『HELLBOUND:
HELLRAISERⅡ』
(1988)を連想してしまうのです
けれども、邦題は『白い恐怖』。ヒッチコック作品で、
Ingrid BergmanGregory Peck の顔合わせ
とあれば、普通に名作映画でした。記憶喪失のグレゴリー
・ペックが自分の名前をイニシャルで思い出し、それが
JB だったから、ぼくは当然、黒いJBを想起……脳内で
勝手にマッシュ・アップ動画を制作してみます。また、夢
のシーンは、サルバドール・ダリがセット美術を担当。
クローズ・アップされた眼がいくつも付いているカーテンが
視線恐怖症には悶絶物です。続けて、Arthur Lubin
監督の『NEW ORLEANS』(1945)――地名表記では、
「ニューオーリンズ」ですが、パッケージの作品名は
ニューオリンズ」。ストーリーは別に設定されている
にも関わらず、1917年のニューオーリンズを舞台に、jazz
(ドラムには、“jazz”でなく、“jass”との表記も有り) の
誕生した状況を描いた音楽映画として評価されていますが、
仕方ないですね。Louis ArmstrongBillie Holiday
Woddy Herman と錚々たるミュージシャンが出演して
いますもの。「ジャズ」とほぼ、同義語のように、blues
ragtime といった言葉も使われていることについては、
黎明期のことなので、神経質に細かく区別する方が野暮。
劇中、最高なのは、サッチモが仲間の名を挙げて紹介
するシーンです……Charlie Beal(ピアノ)、Kid Ory
(トロンボーン)、Zutty Singleton(ドラム)、Barney
Bigard
(ギター)、George "Red" Callender(ベース)。
それでも、サッチモの役柄は、主人公(Arturo de Cordova)
が経営するクラブのお抱えバンドのリーダーに過ぎないの
だから、「ルイ・アームストロング主演」と書いては大嘘。
スポンサーサイト



テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

tag : 映画美術黒い音

カレンダー
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
Access Counter
総閲覧者数:
Online Counter
現在の閲覧者数:
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリー
プロフィール

ぽか

Author:ぽか
⇒ 旧プロフィール

歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

リンク
月別アーカイブ
検索フォーム
Amazon
QRコード
QR
RSSリンクの表示
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

メルマガ登録はこちらから
購読希望者はメール・アドレスを書き入れて「送信」してね!
SOUKEN