西国三十三所

まで出掛けてきました。本来の会期は
4月11日~5月31日だったのですが、
コロナ禍により、7月23日~9月13日
と変更されています。“西国三十三
所”草創1300年を記念しての特別展
「聖地をたずねて -西国三十三所
の信仰と至宝-」となりまして、会期
変更前の年頭から、待ち侘びていた
ものです。京都国立博物館自体を訪ねるのも、久しい感慨で、検温の後、「明治古都
館」を右手に眺めて、「平成知新館」へ向かいました。「長谷寺」の開基・徳道上人が
定めたという33の観音霊場を巡る日本最古の巡礼路がテーマとあれば、食傷するほど
盛り沢山。ぼくは仏像に興味の焦点を絞っているつもりでしたが、それでも西国三十三
所の至宝(国宝や秘仏を含む)が集結したとあってはねえ。散発的に三十三所は足を
運んでいるのですが、いつの日か、第1番から順を追って札所(ふだしょ)を回れたら……
と夢想します。小ぶりな仏像が大半ですが、岡寺「菩薩半跏像」、圓教寺「如意輪観音
坐像」、宝厳寺「聖観音菩薩立像」、松尾寺「馬頭観音坐像」が記憶に鮮明です。
六角堂「如意輪観音坐像」などはもう一度確認したく、展示の入れ替えもあるので、
再訪できれば。そう願うのですが、どうなることやら。動ける時に動くと心掛けながらも。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術