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レストラン菊水

2020_07_25_「菊水」_1 「京都三大名所」を駆け足で観て
 回った日のディナーには、屋上ビア
 ・ガーデンを予約していました。
 大正5年(1916)創業のレストラン
 「菊水」(京都市東山区四条大橋
 東詰祇園)です。四条大橋の東詰、
 橋の袂の北東に建ち、北座と南座の
 間に在ります。17時から営業を行って
 おり、夕立とともに駆け入ったぼくらは
1階のレストラン&パーラーでしばらく待たされるも、その日初めての利用客だったか、
と。1階の室内装飾は無駄に豪奢……大阪市・ミナミの
純喫茶「アメリカンが脳裏を過りました。5階の屋上2020_07_25_「菊水」_2
ビア・ガーデンへエレベーターで昇り、祇園鉄板焼きセット
(4,900円)等を頂きました。場所柄、和服姿の男女を
見かけると、梨園の人か? どきどきしながら、ロース肉を
焼いていました。立地より何より、創業者の奥村小次郎
社長の建てた「菊水館」(当初の屋号)が素晴らしくて。
鉄筋コンクリート造り・5階建て。当時流行していた意匠、
アール・デコやら、スパニッシュ様式やら、目に留まります。
国登録文化財に指定されている建物を日常使いできる
なんて、素敵ではありませんか。この日、案内された
テーブル席に着くと、背後に南座、正面に北座、左手に
東山を眺める格好となりました。雨が上がって、周囲の
席が団体客で埋まり始めるまでは、非常に贅沢な気分
でしたねえ。創業1世紀を超えて、なお、現役で営業を
行いつつ、しかも、カジュアルな立ち位置を貫く清々しさ。

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テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : 近代建築呑む

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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