四条大橋

「四条大橋」です。橋長65m、幅員25.0mの鋼連続
桁橋。先代の鉄筋コンクリートアーチ橋は、昭和9年
(1934)の室戸台風、翌年6月の洪水による被害で
架け替えられる羽目になりました。旧橋の撤去後、
現・四条大橋が昭和17年(1942)12月に完成。
高欄は昭和40年(1965)に改装された物で、青銅
鋳物(鍍金)のボルト隠しは、“御所車”がデザイン
されていました。橋脚は2基。画像の左上部分に
見えるのは「東華菜館」本店でして、ウィリアム・
メレル・ヴォーリズの設計です。四条大橋東詰・
北側の「菊水」を攻めたからには、西詰・南側の
「東華菜館」も押さえておきたいところ。橋と近代
建築、“食”が待っているとあらば、是が非でも。
参考文献:松村博 『京の橋ものがたり』(松籟社)
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