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「なっぱ」再訪

2020_09_21_スープカレー「なっぱ」 9月21日は「敬老の日」。スープ
 カレー「なっぱ
は通常11時30分
 オープンですが、日曜・祝日は
 10時に開店すると知り、正午に
 出勤する前、いそいそと駆け付けて
 みたのです。しかし、トラブルにつき、
 11時オープンとの知らせが、SNSで
 回っていました。ぼくは10時半頃に
 到着したのですが、既に並んでいた
方々が十人以上。仕方ないよねえ。スパイスカレーの定義は、様々あるのでしょう
けれど、ぼくの重視しているのは、何が起こるかわからないという“ライヴ感”です。
どんなアクシデントがあったのかは知りませんが、原付バイクに乗って、颯爽と登場
して(挨拶も爽やか)、厨房に駆け込む店主の中村和也氏を見て、これはこれで
楽しいな、と感じました。前夜(9月20日)も独りで「本とん平」のカウンターに座って
いたっけ?と思い出しながら、流れているBGMはヒップホップ。歌声は、Anderson
.Paak
のようで、以前は好きでもなかったのに、悪くないな。そう感じながら、4辛、
梅干し2個を追加トッピングした“鶏ざんまい”を美味しく頂くのでした。30分以上、
待たされて、少々焦りはしましたが、定時の10分前には事業所に入れていますよ。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : カレー黒い音

砕けた歯

前夜、スーパーで購入した
鶏じゃがの肉を噛むと、硬い異物が舌に触れた。
骨の欠けらかと思い、検分してみれば、
自分自身の奥の方にある歯の一部だった。
何か月か前に、奥歯の一部が少しばかり
欠けていて、違和感があるも、放置していたところ、
内部で腐食が進み、圧力を受けて、砕けたらしい。
朝から深夜まで働き詰めで、帰宅すれば、歯が折れる。
心身ともにがたが来ている。何かのサイン。

テーマ : つぶやき
ジャンル : 日記

tag : つぶやき

辛口飯屋「森元」

9月19日(土)のシフトは早番でした。
早朝に事業所を開け、昼食時間は正午から。
正午のランチ・タイムはビル内の休憩室も混むし、
周辺の飲食店も混雑していて、今ひとつなの。
曽根崎通を渡って、西天満へ下ってみるも、
スープカレーなっぱは今日も凄い行列。
ヤドカリー」西天満店は数日前に利用したばかり
なので、スルーして、辛口飯屋森元(もりげん)
(大阪市北区西天満4-5-3、渋観ビル2F)に上がりました。
基本のビーフとチキン、日替わり2種という布陣。
ぼくはレギュラーの2種あいがけに、ピクルス増量で。
常連さんの動きを追っていると、ルウのお代わりが
無料のようでした。看板に「私のカレーはとても辛いです。
甘くは出来ません。なので、苦手な方にはごめんなさい

と言い切る潔さに、好感を持ちます。もっとも、常識的な
範囲内の辛さでして、「辛口料理ハチ」のような異常事態に
陥ることはありませんから、お仕事を後に控えていても安心。
マサラ感の強いビーフ・カレーは好みでして、通ってもよいなぁ。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : カレー

「大丸」心斎橋店

2020_09_15_「大丸」心斎橋店_1 大丸心斎橋店本館が建て替えられ、オープンした
 のが2019年9月20日。ほとぼりが冷めた頃かな、と思い
 出し、長堀通を西長堀から歩いたついでに、リニューアル
 工事のお手並み拝見、と見物を図ったのでした。何と
 言っても、William Merrell Vories(1880~1964)
 の百貨店建築の名作ですから。本館の最初の竣工は
 大正7年(1918)ですが、大正9年(1920)に焼失。
 その後に再建が行われ、第1・2期工事(1922~1925)
 で心斎橋筋側が完成、第3・4期工事(1932~1933)で
 御堂筋側を増築し、ネオゴシック様式の旧本館が
 完成したようです。86年ぶりの建て替え工事では、
 当時のアールデコの装飾モチーフを含め、内部装飾や
 外観を可能な限り、復元することに力を尽くした模様。
 フロア数が増えた分の継ぎ接ぎ感は、頂けないなあ
 ……と不満に思っていましたが、よくよく見ると、1階でも
目にする八芒星モチーフが引用されて
いますね。右画像は、御堂筋側の出2020_09_15_「大丸」心斎橋店_2
入り口の上部に再設置されたレリーフ。
イソップ寓話兎と亀」を潜って入ると、
繧繝彩色を施したような天井が目に
映えます。エレベーター・ホールや
階段の再現具合は確かめられず、
心斎橋筋側の孔雀のレリーフは撮影
できませんでした。建築物は良いの
だけれど、デパートという消費空間が
鼻持ちならないなあ……ぶつぶつ呟きながら、
船場センタービル」まで歩くと、9号館の
レイルーム」にて冷やしぜんざいを頂きました。

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 建築近代建築おやつ

長堀通を歩く

前々日(9月15日)の昼食時、相方と2020_09_15_大阪木材市売市場発祥の地
SAPPORO SOUP CURRY JACK
を再訪しています。天気も良いので、
西長堀から地下鉄に乗るのをよして、
長堀通を東へ向かって歩いてみました。
白髪橋交差点の東側、長堀通の緑地
帯に建っていたのが、「大阪木材市売
市場発祥の地
」と記された石柱です
(上画像)。適宜、句読点を入れて、
漢字に直した案内文は、下記のとおり。
       ☆
 元和末年(1622)の頃、土佐藩の申請によって材木市
立売堀川で始まり、やがて土佐藩が蔵屋敷を白髪町に構えると
西長堀川でも材木市が許可されることになった。土佐ばかりでなく、
日向、紀州、阿波、尾張など全国各地の材木が集まり、次第に
川の両岸には全国各地の材木を扱う店が軒を並べるようになり、
西長堀橋南詰から、富田屋橋、問屋橋、白髪橋にかけての浜側は、
江戸時代から昭和に至るまで、一年中、材木市が開かれていた。
 戦後、長堀川は水質の汚染が進み、舟運の利用も減少したため、
昭和36年
(1961)から同37年にかけて東横堀川から四ツ橋間が
埋め立てられ、また昭和42年
(1967)から同46年(1971)にかけて
四ツ橋から木津川間の西長堀川も埋め立てられた。
今でも北堀江の東側には、材木商の看板があちこちに残っている。

       ☆
2020_09_15_問屋橋 長堀川、(四ツ橋以西の)西長堀川が埋め立てられて
 いき、四ツ橋などの橋が撤去され、長堀通が造られた
 訳なのです。現在、緑地帯は「西横堀公園」と呼ばれて
 いるようですが、遊歩道などもさほど整備されている
 観は無かったですねえ。白髪橋の次の交差点の辺りで
 「問屋橋(といやばし)」の親柱(左画像)を発見しました。
 感激しています。一帯に、ポルシェなどの高級外国車
 販売店などが幅を利かせる中、ほっとさせてくれるでは
 ないですか! 「大阪問屋橋郵便局」という名称にも、
 橋が残されています。「白髪橋」は交差点名だけとして、
 「富田屋橋」、「西大橋」、「宇和島橋」、「西長堀橋
 は今回、親柱も、説明板も確認できておりません。
 「宇和島橋」は、愛媛県宇和島市に移築されたという
 情報も見かけており、調査の必要を感じているところ。
 宿題がいっぱいなのです(だから、まだ生きている)。

テーマ : 史跡
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 史跡

昼カリーと夜おでん

2020_09_16_「ヤドカリー」 13時半頃(昼休み)、事業所を出まして、やっぱり、
 行列が半端ではないスープカレーなっぱの前を
 通り過ぎますと、「ヤドカリー西天満店(大阪市
 北区西天満4-10-18、石之ビル1F)のカウンターに
 座りました。日替わりのスペシャルをオーダー。
 副菜の盛り加減には大満足ですが、カレー自体の
 スパイス感がちょっと物足りないかも。本気で食する
 には、午後の業務も控えているので、若干セーヴ。
        ☆
 残業を短めに切り上げると、「男流」梅田店で散髪。
 大阪駅前第1ビル内の中古レコード店「DISC J.J.」に
 赴き、Allen Toussaint(1938~2015)関連で
 『HAPPY TIMES IN NEW ORLEANS 1958-
 1960』
『ROLLING WITH THE PUNCHES:
 THE ALLEN TOUSSAINT SONGBOOK』
を入手
しましたよ。19時半過ぎに相方と合流。同じ駅前第1ビルのB1FからB2Fに下り、
丸喜酒店」を利用しました。白いおでん等を摘まみながら、「金陵」の呑み比べ
――「大瀬戸の花嫁」、「濃藍」、「月白」、「濃醇純米」、「山廃仕込み」、「真紅
を頂いた後、「酒井酒造」(山口県)の「五橋」も嗜み……お仕事の話は不要不急。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : カレー黒い音おでん呑む

納豆BAR 小金庵

夕方、何気なく「毎日放送(MBS)」の報道番組
News ミント!」を見るともなく眺めていると、
5年で売上3倍!! 納豆3つの秘密」と題された
コーナーが目を引きました。例によって、関西では
納豆の消費量が(まだまだ)少ない――といった
常套句から始まりまして、そんな逆境下でも、売り上げを
伸ばしている企業として、「小金屋食品」が取り上げられ、
吉田恵美子社長がインタビューに答えられていました。
肝心の3つの秘密ですが、まず、低温で、ゆっくりと
時間を掛けた発酵~熟成により、臭いが抑えられていること。
添付のたれにだしを利かせ、関西人の嗜好に合わせていること。
量も多め。そして、ちょっと贅沢なカクテル納豆。3種類の大豆
(大粒/小粒/ひきわり)、10種類のトッピング(玉ねぎ/とろろ昆布
/赤しそ/青唐辛子味噌/初摘み海苔/うずら卵/鰯削り節/
キムチ/ラー油奈良漬け/本わさび)から選んで、組み合わせる
という商品でして、直営の納豆専門店「納豆BAR 小金庵
(大阪市西区土佐堀2丁目3-12-102)が紹介されていましたよ。
常安橋」を南に下った土佐堀1丁目交差点を西へ少し歩いた辺り。
バーと名付けたからには、納豆をアテに呑めたら、さらに良いのになあ。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : 納豆

四ツ橋跡

2020_08_28_四ツ橋 大阪の 名前しか残っていない橋の
 代表格かもしれませんね、「四ツ橋」。
 路線名や駅名など、地名では見聞き
 するとはいえ、有名無実と化した橋
 ……ですけれども、「旧名所 四ツ橋
 跡
」という顕彰碑が建てられ、周辺が
 整備されています。現在の四つ橋筋
 と長堀通は、かつての西横堀川
 長堀川を埋め立てられて出来た物
でありまして、それ以前は、2本の堀川が交差する地点に、4本の橋が架かっており、
総称が「四ツ橋」です。長堀川の北側に架かるのが「上繋橋」、南側が「下繋橋」。
長堀川の東側に架かるのが「炭屋橋」、西側が「吉野屋橋」。昭和39年(1964)に
上繋橋と下繋橋が撤去され、同45年(1970)に炭屋橋と吉野屋橋も撤去されました。
なお、「旧名所 四ツ橋跡」自体は、西大橋交差点(つまりは、なにわ筋)から東に
300mほど歩いた四ツ橋交差点に在りますが、四つ橋筋(Osaka Metro 四つ橋線)
西横堀川(阪神高速1号環状線)が若干東西にずれている
分だけ、離れてしまって
いることをお忘れなく。駅での乗り換え等を考慮すると、体感的には心斎橋や西大橋
と そう変わらず……立地ポイントはともかく、顕彰碑の後ろに見える照明柱を中心に、
四ツ橋の構成を欄干等で再現(橋長は約10分の1、幅員は約6分の1)してあり、
照明柱の台座には橋名板も嵌め込んでありました。スケールは縮小されながらも、
くるりと回れば、「四つ橋をよつ わたりけり」(小西来山)の気分を味わえますよ。
 

テーマ : 史跡
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 史跡

「砂場」の跡

なにわ筋に面した「新町南公園」(大阪市西区南新町2020_08_25_「砂場」
3丁目11-4)の南東角の辺りに「ここに砂場ありき
と書かれた石碑が建っています(画像は8月25日撮影)。
知らない人には何のことやら?となりますが、要は、
蕎麦”発祥の地であります。裏面に説明文有り。
       ☆
 本邦麺類店発祥の地
 大阪築城史蹟・新町砂場
天正十一年(一五八三)九月、豊太閤秀吉公
大阪築城を開始、浪速の町に数多、膨大を極めし
資材蓄積場設けらる。ここ新町には砂の類置かれ
通称を「砂場」と呼びて、人夫、工事関係者日夜
雲集す。人集まる所食を要す。早くも翌天正十二年、
古文書「二千年袖鑒」に、麺類店「いずみや
津の国屋」など開業とある。即ちこの地、大阪築城
史跡にして、また、本邦麺類店発祥の地なり。
                     坂田孝造 識

テーマ : 史跡
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 史跡蕎麦

PAPAN Kitchen

2020_09_12_「PAPAN Kitchen」 カレー本巻末の関西スパイスMAP
 (天神橋)を眺めていて、新店では
 ないのに、知らない店が!と、己の
 不覚を恥じ、「PAPAN Kitchen
 (大阪市北区長柄中1-7-8)に足を
 運んできました。住宅街の中のようで
 ちょっと見つけにくいかな。ひとまず、
 「ハートランド」ビールで喉を潤して、
 口にした野菜サラダがシンプルに
旨い。スープも美味。ほっとさせられる滋味深い欧風カレーが懐かしく、店主の土田
展之氏から「初めてですか?」と訊かれて、記憶がスパーク。天六では創業10年目。
その前が南船場。さらにその前は、谷町六丁目の「伽麗伊屋」で23年修業していた
ようです。「大阪文学学校」の入っていた「新谷町第一ビル」(大阪市中央区谷町
7丁目2−2)と谷町筋を隔てて、向かいに在る名店でして、足繁く通っていた時期も
あるので、カレー屋ランナーの土田さんに、うっすらと記憶されていたのでしょうか。
ぼくは、しっとりとしたドライ・カレー(「自由軒」のカレーを連想してしまいます)に、
長崎芳寿豚のカツをトッピング。ハンバーグも食べ応え有り。ぼくらの後から入って
きたお客様3人も、皆がドライ・カレーを注文していたので、人気メニューですねえ。

参考文献:『究極のカレー 2021 関西版』(ぴあ)

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : カレー

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たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
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