古々粋亭
10月16日(金)14時開演の「桂文鹿一人芝居」を
聴きに、落語喫茶「古々粋亭(ここいきてい)」(奈良市
小西町9、川村ビル2階)を訪れました。東向商店街を
南へ下る途中、西へ折れまして、「アルテ館」向かい
です。落語を愛する店主らしく、関連書籍の詰まった
本棚は無論、トイレの内装まで洒落っ気たっぷりで、
目を剥きました。奈良県人である桂文鹿さんは、常に
増して、のびのびと演じているように感じられます。
全3演目を古典落語で攻めてきて、「牛ほめ」は別名
「普請ほめ」。「ねずみ穴」は夢落ちに逃げるとはいえ、
途中までの展開が陰惨。文鹿さんでしか聴いたことが
ありません。難しい噺だと思うのですが、そこが演って
いて面白いのかもしれず。ラストの「祝いの壺」は、
若き日の文鹿さんを落語に覚醒させた、原点とも言う
べきネタ……どうも、このところの言動を斟酌するに、
桂文鹿の古典回帰への加速が止まりそうにないようです。

聴きに、落語喫茶「古々粋亭(ここいきてい)」(奈良市
小西町9、川村ビル2階)を訪れました。東向商店街を
南へ下る途中、西へ折れまして、「アルテ館」向かい
です。落語を愛する店主らしく、関連書籍の詰まった
本棚は無論、トイレの内装まで洒落っ気たっぷりで、
目を剥きました。奈良県人である桂文鹿さんは、常に
増して、のびのびと演じているように感じられます。
全3演目を古典落語で攻めてきて、「牛ほめ」は別名
「普請ほめ」。「ねずみ穴」は夢落ちに逃げるとはいえ、
途中までの展開が陰惨。文鹿さんでしか聴いたことが
ありません。難しい噺だと思うのですが、そこが演って
いて面白いのかもしれず。ラストの「祝いの壺」は、
若き日の文鹿さんを落語に覚醒させた、原点とも言う
べきネタ……どうも、このところの言動を斟酌するに、
桂文鹿の古典回帰への加速が止まりそうにないようです。
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tag : 落語