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天平礼賛

2020_12_08_天平礼賛 12月8日(火)、「大阪市立美術館」へ出掛けて、「天平
 礼賛 ―高遠なる理想の美―
」を鑑賞してきました。
 天平写経や手鑑、古裂(こぎれ)、名香・蘭奢待(らんじゃたい)
 ……etc. 国宝5件をも含む展示なのに、ごめんなさい。
 現在のぼくの目には、仏像しか映らなくて、申し訳ない
 気持ちでいっぱい。「龍華寺」(神奈川県立金沢文庫
 保管)の「菩薩坐像(左画像)とセットで、「金蔵寺
 (兵庫県)の「阿弥陀如来像」が安置されている様に
 感動し、快慶の「執金剛神立像」もキュート。京都の
 「金剛院」が蔵する「東大寺」法華堂の秘仏の模刻像
 らしいです。明治時代の作ですが、竹内久一の「広目天
 立像(模刻)」や「執金剛神立像」も良かったなぁ。ぎょっと
 させられたのが「八部衆右腕部」。正確には、「興福寺
 国宝館で観た「脱活乾漆造八部衆立像」の一体、
 「五部浄」の右腕で、「東京国立博物館」から今回の
展覧会場に借り出されてきているのでした。奇遇と言えば、同時開催されていた
コレクション展の一つ、「高き空から ―仏教美術―」において、「新薬師寺」の
四天王像のうちの2体、「多聞天立像」と「増長天立像」が陳列されていまして、今秋
10月15日に現地で逢っていた訳です。コレクション展も10月27日から始まっており、
新薬師寺に行って2週間と経たないうち、多聞天と増長天が出張してきていたことに
感無量。いつかどこかで逢っていたのなら、いずれ、どこかでまた巡り会うのでしょう。
       ☆
「天平礼賛」チケット・サービス・キャンペーンに、店名の2020_12_08_通天閣
挙がっていた「しもたや」を利用しました。飲食代が10%
オフとなります。ただ。もつ鍋を突ついていても、以前の
ように気持ちが浮き立たなかったのは、店員の変化か、
価格設定が微妙に上昇していたせいかしら。目利き酒
3種飲み比べでは、「出羽桜 桜花」(山形)、「一の蔵
辛口
」(宮城)、「龍力 生酛仕込」(兵庫)を嗜みました。
食後に、天王寺公園を横断して、新世界を闊歩。12月
3日から、新型コロナウイルス独自基準“大阪モデル”で
非常事態の「赤信号」と判断されており、「通天閣」も
赤色にライト・アップされていますが、昔から赤かった
イメージが強くて、危機感は“それなり”に留まるように
感じられてなりません……「日本橋でんでんタウン」、
黒門市場を踏破し、「なんばウォーク」の「英國屋」で
小休止。シフォン・ケーキを頂き、珈琲を飲むのでした。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 仏像美術呑むおやつ

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
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