歳末中津

中津でもタワー・マンションが乱立し
始めている訳ですが、中津1丁目の
込み入った一画に、2~3年前から
空き地が広がっています。数匹の
猫を見かけたものでしたが、最近は
目にしません。「都市環境開発」が
土地を取得し、70~80戸の入居
できるマンションを建てる意向らしい
ものの、隣接地権者(住人)が反対している模様。消防車も入れない狭い道の脇に
木造家屋が密集する状況も問題かもしれませんが、高層マンションを建てるだけで
“再開発”と称し、「安全な街」を謳われるのもねえ。中崎町や空堀商店街のように
レトロな町家を残した街づくりが出来ればよいのだろうけど……そんなこんなを想い、
「大淀 信州そば」で“名代コロコロそば”を啜ります。店先の紅葉が真っ赤でした。
翌日からしばらく休日が設けられていないので、年越し蕎麦になるのだなあと観念。
☆
食後、VODで映画鑑賞。石原貴洋・監督の『大阪少女』(2019)は面白かったです。
昨年観た『RED CAPSULE』(2018)があまりに微妙で、評価に困っていたのです
が、大阪市西成区を舞台にして、開き直ったかのように べたな人情話(?)は痛快。
林海象もポルノ小説家役で出演しています。また、TAK∴が他の役者陣(主役の
坪内花菜を除く)と一線を画すオーラを放っており、格好良過ぎて。坂口拓時代の
主演作も結構観てきたつもりですが、俳優として良い味が出てきたなぁと、にんまり。
木村ひさし・監督の『仮面病棟』(2020)は可もなく、不可もなく……ミステリーと
したらばすぐに底が割れるし(100万部突破のベスト・セラーといわれても、読む気が
失せました)、キャスティングも無難に人気者を集めた観がありあり。哀しいことには、
エンド・ロールまで、佐野岳(=仮面ライダー鎧武)や永井大の出演にも気付かず。
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