四天王寺庚申堂

雨が晴れてきたのか、単に距離が近くなったためか、
「あべのハルカス」の高層階も輪郭が浮かんできました
(ちょっと、残念)。四天王寺「庚申堂」(大阪市天王寺区
堀越町2−15)の山門は開いていました。集印帳では、
第三十三番に該当します。京の「八坂庚申堂」、江戸の
「入谷庚申堂」(現存せず)と合わせて、“日本三庚申”
と呼ばれていたそうです。日本最初の庚申尊出現の地
とされ、本尊は「青面金剛童子」(秘仏)。今年の初庚申
は1月12日で、もう過ぎていましたねえ……是非とも、
“北向きこんにゃく”は賞味しておかなければならず。
七福神像などは
画像に収めましたが、「三猿社」は離れた所から

眺めただけ。いそいそと庚申堂へ入り込むと、
スタンプを押してもらいます。この本堂、実は
1970年の「日本万国博覧会(大阪万博)」
会場の休憩所「法輪閣」を全日本仏教会から
譲り受け、移築した物と知りました。そこで、
宝物館に常設展示されている村上炳人の
「救世観音菩薩半跏像」も大阪万博絡みの
制作ではなかったか?と、記憶がもやもや。
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