阪急天六ビル

街のアーケードの北限、横断歩道を渡っての
北東角、「大阪市立住まい情報センター」の
真向かい辺りに、44階建てのタワー・マンション
「GEO TOWER TENROKU」が出来上がって
いました。Osaka Metro とほぼ直結しており、
1階には「阪急オアシス」が入居。不動産サイト
等で調べてみると、2013年8月の建設でした。
「阪急天六ビル」の跡地に建っていまして、
さらに、その前身は新京阪電車「天神橋」駅となるのです。新京阪の天神橋駅は、
大正14年(1925)に設けられた大阪側のターミナルで、隣が長柄駅でした。「新京阪
ビルディング」の2階にプラットフォームがあり、阪急天六ビルの裏手に回ると、その
遺構を彷彿できました。2010年に解体されるまでは、変な格好の駐車場だなぁ……
くらいにしか思っていなかった訳ですけれども、鈍過ぎますね。無くなってから初めて、
気付かされてしまうことが多いです。自分で撮った阪急天六ビルの画像は無かったか。
参考文献:辻良樹『関西鉄道考古学探見』(JTBパブリッシング)
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