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きんしカレー

2021_03_19_きんしカレー 南海・堺駅から堺旧港へ向かう朝方、喫茶
 &カレー「伊勢」(大阪府堺市堺区竜神橋町
 2-1-23)に立ち寄りました。昭和45年(1970)
 創業のレトロ感満載、昭和な喫茶店です。
 珈琲を飲みつつ、看板メニューとなる“きんし
 カレー
”も頂きます。2Lサイズの卵が2個以上
 使われているのでしょうか。ふわとろの半熟
 玉子が、じっくりと煮込まれたカレーのルウと
 絶妙のコンビネーション。堺市なのに何故、
伊勢”? 思いを巡らせていたところ、すぐ近所に「堺のお伊勢さん」と呼ばれる
神明神社」が在ったことに考え至りました。カウンターに陣取った地元の男性客が
「朝からカレーはよう喰わん」などと言い出し、おいおいと内心突っ込んでいると、女性
店主が「イチローは朝からカレー」とフォローを入れてくれたので一安心。イチローより
早くから、徹夜明けの早朝カレー、呑んだ後の締めカレーで育ってきた ぼくですけど。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : カレー

津門川の橋

2021_03_18_幸運橋
2021_03_18_北口橋
2021_03_18_富倉川西架道橋
2021_03_18_上両度橋
 兵庫県西宮市を流れる二級河川、津門川(つとがわ)
 架かっている橋について、阪急・西宮北口駅周辺を
 散策した折、撮影できた分を掲載してみましょう。
 「甲風橋」、「上昭和橋」に関しては、以前、触れて
 います。「下昭和橋」はともかく、津門川に「昭和橋」が
 架かっていたことがあるのか、疑問が湧いているところ。
        ☆
 「上昭和橋」の上流に架かっているのは「幸運橋
 (上画像)。白塗りのシンプルな桁橋で、西詰には
 「兵庫栄養調理製菓専門学校」が建っています。
 橋名板によると、平成8年12月に完成した模様。
 下流に向かって歩き、「上昭和橋」、「甲風橋」の南に
 架かるのが「北口橋」。阪急・神戸線(今津線)の
 駅名に因んでの命名でしょうが、現在の津門川が
 出来たのもそう古いことではないらしく、要注意です。
 西宮北口の橋上駅舎化が1986~1987年で、「北口
 橋」は1985年の完成。その橋を西へ渡って、左(=
 南)に線路を潜ったのですが、桁下制限高1.9mの
 「富倉川西架道橋」……何故、「津門川西架道橋
 と呼ばないのか? 何故、富倉(ふくら)なのか? 
 つらつら考えるに、阪急(往時は「阪神急行電鉄」)
 電車が走る頃、まだ、現在の津門川は無く、富倉川
 が流れていたのでないかと憶測。機会があれば、
 再調査しましょ。ガード下から芸文センターに向かう
 際、渡ったのは「上両度橋」。1997年完成とあれば、
 「幸運橋」とほぼ同年代ですね。阪神・淡路大震災
 後の土地区画整理事業(再開発)に連動するのかも。

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag :

だしカレー

2021_03_18_おでん「なか野」 昼食時、大阪市北区西天満を回遊。辛口飯屋
 「森元」、「もりやま屋」の両店が共に閉まって
 いたので、消去法で「ヤドカリー」に入店。
 牛すじカリー(辛口)を食しながら、西宮北口の
 カレー(のような物)を思い浮かべるのです……。
        ☆
 落語会の開演までに余裕が若干ありまして、
 有り難いことに、16時過ぎから営業していると
 思しき板前おでん「なか野に潜り込みました。
おでんが美味しいのは知っています。旬の一品料理とおでんの盛り合わせを摘まみ、
楯野川(山形)を呑みました。焼き餅、結びこんにゃく、厚揚げ、葱味噌豆腐も追加。
昆布が結び昆布でなく、刻み昆布だったのには意表を突かれましたが……それから、
どうしても、目を離せなくなっていた だしカレーライス(500円)。お腹が膨れ上がる
ことを気に懸けつつ、注文しましたところ、だしの利いたカレーではなく、カレー風味の
だし茶漬けというベクトル。これまた、非常に美味。さらさらと滑り込んでいき、呑んだ
後の締めには最適でありました。小さくカットされた大根なども胃に優しく、どこまでも
好印象。西宮北口で、遅くまで呑む機会は当分無いだろうことが、口惜しくもなり。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : カレー呑むおでん豆腐こんにゃく

道行の美

3月19日(金)は午前中から、大阪府堺市内の
気になる物件を観察しておりまして(委細は後日)…
…日に焼けてぐったりとしたため、南海本線・堺から
南海高野線・堺東駅周辺に移ると、堺東商店街を徘徊
した後、コーヒーとサンドウイッチの店「モナミ」に入店。
くつろぎながらも、関西のおばちゃんらの姦しいこと。
堺市役所・高層館の21階、展望ロビーへ再び昇り、
堺市の西側を少しは把握できてきたかな、と考えながら、
夕刻から足を運ぶ「フェニーチェ堺」を見下ろすのでした。
       ☆
17時から小ホールにて、「人形浄瑠璃文楽“道行の美”」を
鑑賞します。13時からのマチネー公演もありましたけれど、
チケットを押さえられませんでした。桐竹勘十郎 プロデュース
と言ってよいでしょう。演目は「妹背山婦女庭訓道行恋苧環
と、「曽根崎心中天神森の段です。道行がテーマならば、
三大道行」でまとめる手もあるのでは? 一瞬、妄想しますが、
流石に並び物だと会場的に無理でしょうし、時代物だけでなく、
バランスを取って、世話物と組み合わせたものと思われます。
大体、全2回の「ワカル文楽“観る前セミナー”」も受講して
いるので、内容は熟知しており、床本が手元に無くとも無問題。
勘十郎師匠は妹背山でお三輪、曽根崎で徳兵衛を遣っており、
昼は求馬、お初を遣っていたそうです。個人的には、女形の
印象が強い豊松清十郎の徳兵衛(昼)も観たかったなあ。
妹背山では、豊竹呂勢太夫の声に意識を傾けてみました。
曽根崎での竹本錣太夫鶴澤藤蔵のコンビは、先月末の
木下蔭狭間合戦」竹中砦の段と同じで、抜群の安定感。
ただ、心中場面の演出は小綺麗になっていて、過去の公演を
想起すると、凄みと言うか、凄愴美が格段と抑えられていた感。


テーマ : 伝統芸能
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 文楽

方正独演

3月18日(木)18時から、「兵庫県立芸術文化センター」
(阪急・中ホール)で、「月亭方正 独演会」を聴きました。
正直、TVタレントからの転向組としては、方正よりも、
桂三度の方が好みなのですが、ホールで独演会を
開けるようになっているのですから、立派なものです。
前座は月亭遊真で「時うどん」。前座噺といえども、
磨けば、春風亭昇太クラスには持って行けるから
……すっかり、評価基準にしてしまっているなあ。
続いて、方正が「星野屋」。ぼくが生で聴いたのは、
2015年2月17日の「佐ん吉大一番」(天満天神繁昌亭)。
お花の同居母をどう演じるかで、笑いの振れ幅が
大きく変わってくるネタですね。正に色物、間寛平
師匠が何をやらかすのかと思えば、まさかの浪曲
高田馬場の決闘(アヘの語り)」。とにかく、人柄で
笑わされてしまいましたよ。曲師(三味線)は沢村さくら。
中トリは、桂小文枝(4代目)。きん枝時代の軽妙さを
抑えているように見えました。COVID-19 の脅威
そのものに対する疑問には、ぼくも同感(生きているから
こその所感でしょうけれど)。「禁酒関所」は笑えるのです
が、汚い噺でもあって、難しい。トリの月亭方正の演目は、
桂ざこば師匠に稽古を付けてもらったという「しじみ売り」。
ざこばは嵌まった時のネタの破壊力が凄まじいです。
方正はまだ若いかなぁ。あと、サービス精神にせよ、
終演後の一人楽屋話みたいなトークは要らない。
(言い訳や弁明に聞こえかねないし)そんなに悪くもないの
だから、黙って(自信を持って)高座を下りればいいのに。

テーマ : 落語
ジャンル : お笑い

tag : 落語

大依羅神社

2021_03_16_大依羅神社_1
2021_03_16_大依羅神社_2
2021_03_16_依網池址
 「行基大橋」の親柱(橋名板)を確認した後、
 北詰に下りると、西へ向かいながら、「枯木
 会館
」などを横目に、「大依羅(おおよさみ)
 神社」を訪ね歩くも、なかなかに行き着かず。
 参拝を拒まれているのではないか? と
 他所者の意識を強く植え付けられつつ、
 庭井公園に接する北側から入り込みました。
 主祭神は、建豊(たけとよ)波豆羅(はずら)
 和気王(わけのきみ)住吉三神底筒之
 男命
中筒之男命上筒之男命とされ、
 建豊波豆羅和気王は、古代豪族、依羅
 (よさみ)氏の始祖と見なされているようです。
 他に、大巳貴命(おおなむちのみこと)、月読命
 (つきよみのみこと)、垂仁天皇、五十猛命(いそ
 たけるのみこと)
や、大山咋大神(おおやまぐいの
 おおかみ)
、草津大歳(おおとしの)大神、建速
 (たけはや)須佐男大神、奴能太比売(ぬのた
 ひめの)
大神、奇稲田媛(くしなだひめの)大神、
 八柱御子(やはしらひめの)大神、素戔嗚命
 (すさのおのみこと)
らが配祀・合祀されており、
 末社に天照大御神が入っているなど、困惑
 させられてしまいました。大阪府立阪南
 高等学校
のグラウンドに突き出た辺りで、
 見つかるのが「龍神井」。南参道の神門の
 前に「神橋」(中画像)が架かり、1m程度の
 小ぶりな石橋ながらも、親柱に刻まれている
 橋名をいじらしく感じました。さて、かつては
 約1平方kmにも及ぶ大池で、龍神も住んで
いたといわれる依網池(よさみいけ)ですけれども、
宝永元年(1704)、大和川の付け替えによって
分断され、現在では影も形も見えなくなっています。
唯一、阪南高校の校庭沿いに延びる大依羅神社の
南側の参道の向かいに位置する空き地、もとい、
庭井2号公園(大阪市住吉区庭井2丁目17)に
依網池址」の石碑(下画像)が、ぽつねんと。

テーマ : 史跡
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 史跡

行基大橋

2021_03_16_行基大橋_1
2021_03_16_行基大橋_2
2021_03_16_行基大橋_3
 今年が1400年御遠忌に当たる聖徳太子
 とも縁のある あびこを訪ねました。古代の
 氏族、依羅(よさみの)吾彦(あびこ)が本拠と
 していたことに因んでの地名でして、Osaka
 Metro・あびこ駅で下車しました。あびこの
 辺り(住吉区)まで来ると、大阪市という
 感覚が薄く、実際、大和川を渡った先の
 次の駅、北花田は堺市となります。地下鉄
 あびこ中央商店街を東へ少し進んでから、
 南へ折れ、大和川の堤防に出ると、右岸
 沿いに東へ上がっていきました。天候の
 せいか、何やら荒涼とした雰囲気。遠くに
 見えていた「行基大橋」も近付いてきます。
 昭和53年(1978)に完成した連続桁の橋
 (橋長208.0m、幅員20.5m)で、合成桁を
 使用。大阪狭山線(都市計画道路・豊里
 矢田線)に架かっています。合成桁とは、
 「鋼桁とコンクリート床版部をずれ止め
 装置によって緊密に結合し 一体となって
 外力に抵抗するようにした桁形式
」です。
 大和川の向こう側は、てっきり、堺市(~
 松原市)だとばかり思い込んでいたところ、
 地図を見ますと、大阪市東住吉区矢田7丁目
 が飛び地のように食い入っている様に一驚。

参考文献:松村博 『八百八橋物語』(松籟社)
参考記事:大阪市 ― 行基大橋



 

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag :

RAKUGO SHIP

2021_03_15_うめきたSHIPホール 明らかに締切日必着は無理な状況であっても、
 毎月投稿を続けてきた短歌(のようなもの)も、
 今月は投函できず。いよいよ、正念場ですか。
 昼食時、足を向けた辛口飯屋「森元」が既に
 「準備中」だったので、「もりやま屋」を利用。
 夕飯はどうしたものかしら? 思案しながらも
 退出した後は、「グランフロント大阪」うめきた
 広場へ向かいます。19時から「アーバン寄席
 in 梅田
」の開演です。1時間ばかり間がある
ので、台湾カフェ「春水堂」を利用しました。魯肉飯(ルーローハン)やタピオカ茶などを
頂くと、締めのデザートに豆花(トウファ)も注文。軽いカフェご飯で小腹を満たしたところ
で、エレベーターに乗って、B1Fから2階の
うめきたSHIPホール」へ上がるのでした。2021_03_15_「春水堂」
       ☆
皮切りに、桂おとめ猫と金魚」。おとめの噺を
聴くのは3回目くらい。どちらかと言うと、滑り芸。
ネタは笑福亭たまの会で覚えています。林家
愛染
は初めて。ネタは「地下鉄」だったのです
が、活きの良さを買うにせよ、桂しん吉ほどの
鉄道愛は望むべくもなく、演目のセレクトが少し
違うような気がしました。笑福亭鶴二は2回目。
不味くはないのですが、「御神酒徳利」は先月、
春風亭昇太のトリのネタでしたから、比較して
しまい、どうしても分が悪い。詰めが甘いと言うか、
粗いと言うか……昇太が実は理詰めで、過不足なく
落語世界を構築していたと、反証された訳ですけれども。

テーマ : 落語
ジャンル : お笑い

tag : 落語短歌カレー豆腐

人間浄瑠璃

京阪・中之島線、なにわ橋駅の地下1階コンコースに
設けられた「アートエリアB1」でのチケットを購入
できませんでした。残念至極ではありますが、気を
取り直して、オンライン観覧。3月14日(日)15時から
『人間浄瑠璃』事始め」をPCで視聴しましたよ。
副題に「現代美術と伝統芸能による新たな表現に
ついての対話
」とあり、森村泰昌×桐竹勘十郎
創作公演プロジェクト・プレ企画――ぼくの愛好する
ジャンルを異にする両者が相見えることに快哉を叫び…
…セルフ・ポートレイト写真から飛び出し、時間の流れる
文楽の舞台に立つモリムラの勇姿を想像するだけで、
鳥肌が立ちます。どんな展開になるものやら、空恐ろしい。
森村先生以上に、受けて立つ勘十郎師匠も勇気あるなぁ。
イベントの出演者は2人に加え、平田オリザ(劇作・演出家)、
石黒浩(ロボット工学者)と、これまた、ぼく好み! 
しかし、森村先生が一番、世慣れていないような喋りに
終始していて、やけに微笑ましく。実現までのハードルは
かなり高いと見受けられるにせよ、心して、お待ちします。

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テーマ : 伝統芸能
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 文楽美術カレー

あんだら

気は良いけれど、トラブルも頻繁に
起こしていたTさんが出勤最終日。
(有給休暇を消化するため)
翌日が休日なので、相方と連名で、
餞別も兼ねた日本酒チョコレートを
プレゼントしました。他に(目の合った)
同僚らにも、アマビエのチョコをばら撒き、
「もりやま屋」のカレーを食しに社外へ…
…Tさんとは、堺市の割烹「蛸壺
第9回「一食即発でご一緒になり
ましたが、その夜は、別の同僚から
差し迫る異動の話も聞かされてしまい。

テーマ : つぶやき
ジャンル : 日記

tag : つぶやき年中行事カレー

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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