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蹴上~鴨東運河

2021_02_27_大神宮橋
2021_02_27_南禅寺橋
2021_02_27_広道橋
 京都市営地下鉄・東西線の蹴上駅で下りると
 快適。琵琶湖疏水の心臓部に該当する関連
 施設が集中しており、まとめて観て回るのに
 便利ですよ。真っ先に「南禅寺 水路閣」へ
 駆け付けた後、三条通を蹴上浄水場の辺り
 まで上って行きました(南下)。方向感覚が
 狂って、独りで焦りましたが……途中、「日向
 (ひむかい)大神宮」への登り口も在り、一の鳥居
 の先に架かるのが「大神宮橋」(上画像)。
 大正12年(1923)3月建立。蹴上舟溜り
 端に位置していますが、シーズン前なので、
 現在は水の無いプール状態でした。北上して
 蹴上交差点で、そのまま、インクライン線路
 沿いに仁王門通を下って行くと、「南禅寺橋
 (左中画像)。東へ進めば、「南禅寺 順正」や
 「南禅院」となり、北側には南禅寺舟溜り
 東面に接して「琵琶湖疏水記念館」が建って
 います。橋長より幅員が広いことから、“橋”
 らしさは希薄。疏水は白川と合流して西へ
 折れ曲がり、鴨東運河となって、岡崎文化
 ゾーン
を縁取るように流れます。岡崎通に
 架かっているのが「広道橋(ひろみちばし)
 (下画像)。「平安神宮」の大鳥居とお揃いで
 朱塗りの「慶流橋」も視界に入ってきました。
 数十年も京都と付き合ってきたというのに、
 従来はスポット参戦のような意識が抜けず、
 京都市全体のイメージは茫洋としたままで
 過ごして来たように思えてなりません。が、
琵琶湖疏水から(先っちょだけでも)入り込めたような感触を覚えています。あくまで、
京都の“外側”ですけどねぇ……今回は橋だけ。他の諸々の物件は、また折を見て。

参考文献:『琵琶湖疏水の歴史散策』(近代京都の礎を観る会)
 
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テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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