大依羅神社
![]() |
![]() |
![]() |
北詰に下りると、西へ向かいながら、「枯木
会館」などを横目に、「大依羅(おおよさみ)
神社」を訪ね歩くも、なかなかに行き着かず。
参拝を拒まれているのではないか? と
他所者の意識を強く植え付けられつつ、
庭井公園に接する北側から入り込みました。
主祭神は、建豊(たけとよ)波豆羅(はずら)
和気王(わけのきみ)、住吉三神の底筒之
男命、中筒之男命、上筒之男命とされ、
建豊波豆羅和気王は、古代豪族、依羅
(よさみ)氏の始祖と見なされているようです。
他に、大巳貴命(おおなむちのみこと)、月読命
(つきよみのみこと)、垂仁天皇、五十猛命(いそ
たけるのみこと)や、大山咋大神(おおやまぐいの
おおかみ)、草津大歳(おおとしの)大神、建速
(たけはや)須佐男大神、奴能太比売(ぬのた
ひめの)大神、奇稲田媛(くしなだひめの)大神、
八柱御子(やはしらひめの)大神、素戔嗚命
(すさのおのみこと)らが配祀・合祀されており、
末社に天照大御神が入っているなど、困惑
させられてしまいました。大阪府立阪南
高等学校のグラウンドに突き出た辺りで、
見つかるのが「龍神井」。南参道の神門の
前に「神橋」(中画像)が架かり、1m程度の
小ぶりな石橋ながらも、親柱に刻まれている
橋名をいじらしく感じました。さて、かつては
約1平方kmにも及ぶ大池で、龍神も住んで
いたといわれる依網池(よさみいけ)ですけれども、
宝永元年(1704)、大和川の付け替えによって
分断され、現在では影も形も見えなくなっています。
唯一、阪南高校の校庭沿いに延びる大依羅神社の
南側の参道の向かいに位置する空き地、もとい、
庭井2号公園(大阪市住吉区庭井2丁目17)に
「依網池址」の石碑(下画像)が、ぽつねんと。
スポンサーサイト