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方正独演

3月18日(木)18時から、「兵庫県立芸術文化センター」
(阪急・中ホール)で、「月亭方正 独演会」を聴きました。
正直、TVタレントからの転向組としては、方正よりも、
桂三度の方が好みなのですが、ホールで独演会を
開けるようになっているのですから、立派なものです。
前座は月亭遊真で「時うどん」。前座噺といえども、
磨けば、春風亭昇太クラスには持って行けるから
……すっかり、評価基準にしてしまっているなあ。
続いて、方正が「星野屋」。ぼくが生で聴いたのは、
2015年2月17日の「佐ん吉大一番」(天満天神繁昌亭)。
お花の同居母をどう演じるかで、笑いの振れ幅が
大きく変わってくるネタですね。正に色物、間寛平
師匠が何をやらかすのかと思えば、まさかの浪曲
高田馬場の決闘(アヘの語り)」。とにかく、人柄で
笑わされてしまいましたよ。曲師(三味線)は沢村さくら。
中トリは、桂小文枝(4代目)。きん枝時代の軽妙さを
抑えているように見えました。COVID-19 の脅威
そのものに対する疑問には、ぼくも同感(生きているから
こその所感でしょうけれど)。「禁酒関所」は笑えるのです
が、汚い噺でもあって、難しい。トリの月亭方正の演目は、
桂ざこば師匠に稽古を付けてもらったという「しじみ売り」。
ざこばは嵌まった時のネタの破壊力が凄まじいです。
方正はまだ若いかなぁ。あと、サービス精神にせよ、
終演後の一人楽屋話みたいなトークは要らない。
(言い訳や弁明に聞こえかねないし)そんなに悪くもないの
だから、黙って(自信を持って)高座を下りればいいのに。
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テーマ : 落語
ジャンル : お笑い

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たまに「考える人」、歴史探偵。
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