はじめて(3回目)

公演は中止となりましたが、平日公演ならば
無問題。6月4日(金)、「国立文楽劇場」に
足を運び、「はじめての文楽(第38回 文楽
鑑賞教室)」を楽しみました。昨年は開催自体
中止だったのだから、まだまし。中央座席の
がらんとした殺風景な様には目を瞑りましょう。
演目は「五条橋」と解説「文楽へようこそ」。
休憩を挟んで、「卅三間堂(さんじゅうさんげんどう)
棟(むなぎの)由来」平太郎住家より木遣り音頭の段。どの演目も何度と観てきたもの
ですから、キャスティング(?!)を愉しみます。前半(6月3~9日)、後半(10~17日)、
さらに午前の部(10時30分開演)、午後の部(14時開演)と分かれており、今回は
まず、午後の部を鑑賞。「五条橋」の牛若丸を豊竹咲寿太夫、弁慶を豊竹靖太夫が
語り、人形は牛若丸が桐竹紋吉、弁慶が吉田玉勢。玉勢さんのすっくとした立ち姿が
好きです。「卅三間堂棟由来」の奥で、豊竹呂勢太夫の美声に惚れ惚れとし、鶴澤
藤蔵の撥捌きに陶然とさせられました。来週は後半、午前の部を聴きに行く予定です。
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