古代エジプト展

出掛け、「古代エジプト展 天地創造の神話」
を鑑賞してきました。通称が変更され、改修・
増築後の利用は初めて(リニューアル開館は、
2020年5月)。ぼくもそうですけれど、みんな、
ミイラや古代エジプト文明が好きですよねえ。
通常の展覧会では見られない熱気が感じられ
ました。見せ方自体は、“古代エジプト”と
ざっくりし過ぎていて、学術的な興味・関心を
持って来た人には、落ち着かないのではないかしら。子供らの取っ掛かりには良し。
一緒に来ていた相方とはぐれ、会場内を二巡三巡しているうちに、現在生きている
人間の中には、紀元前に生きていた古代エジプト人も交じっていると思われ、悩乱。
左上の画像は、「ハトシェプスト女王のスフィンクス像(胸像)」。猫の姿をした
「バステト女神座像」も可愛かったです。しかし、「国立ベルリン・エジプト博物館」
所蔵の 極めて保存状態の良い神像や棺が紀元前千数百年前に遡るのを見るに、
つくづく、日本の仏像がまだまだフレッシュであることを痛感させられます。特撮の
怪獣・怪人を彷彿させる「創造の卵を持つスカラベとして表現された原初の神
プタハ」、「ベス神の像嵌」のポスト・カード等を入手して、退館。雨は本降りでなく。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術