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盛衰記メモ

元々の予定では、6月19日(土)、聖徳太子1400年御聖忌
ガイド・ウォーク、聖徳太子創建「四天王寺と七宮めぐり」と、
国立文楽劇場での「文楽若手会」に参加予定だったのです
けれど、いずれも流れてしまいました。「文楽若手会」は、21日
(月)に開催日を変更されていますが、急に予定変更されても、
当月のシフト変更は難しいですし、泣く泣く、諦めるしかなくて。
       ☆
ストリーミング動画の保存に関して、今回は見送りましたが、
代わりに、3月16日に注文して配達されたきりになっていた
Lenovo」の「ThinkPad X240(UN20AMS29J-A002X)」を
開梱。しばらくは、動画再生専用機として、運用する腹積もり。
       ☆
文楽プレミアムシアター」第1回を再鑑賞。「ひらかな盛衰記
辻法印の段/神崎揚屋の段/奥座敷の段(昭和63年11月9日)を
4~5回は観られるつもりでいたのですが、配信期間が1週間とは
いえ、出勤しなければいけないし、他に所用はあるし、通しで
きちんと鑑賞できたのは2回だけ(動画を弄っていた際、場面を
飛ばし飛ばしで、チェックは何度も入れていますけれども……)。
心覚えに、気が付いたことをばメモしておきます。辻法印の段
竹本伊達太夫と鶴澤清介。伊達太夫はフィルムでしか拝見した
ことがなく、清介が若い、と思っていたらば、ツレの現・鶴澤藤蔵
清二郎さんが若過ぎる。細面を何度も見返してしまいましたよ。
ぼくは、チャリ場が大好きなので、弁慶に扮した辻法印を目にした
大物の百姓が「違てる、違てる」と言う場面で、いつも大笑いです。
神崎揚屋の段から、人形遣いが出遣いとなり、傾城梅ヶ枝を遣う
吉田簑助師匠(今春引退)の登場で、拍手が湧き起こっていました。
竹本越路太夫と鶴澤清治のコンビでしたが、越路太夫は生で観劇
していないなあと眺めていると、お茶を差し出しているのが、現・
豊竹呂太夫師匠ではありませんか。当時は、英太夫かな。しかし、
腰元お筆、傾城梅ヶ枝に加えて、母・延寿ら、女たちが皆、ハードな
状況を堪えているのに、梶原源太景季のみが軽佻浮薄に見えて
仕方が無い芝居です。困ったらすぐに腹を切りたがるし、最後に
見えを切られても、個人的には良い気がしません。奥座敷の段は、
豊竹小松太夫と鶴澤清友。小松太夫は生で観たこと無し。人形遣い
では、梶原源太景季の吉田文昇(二代)、揚屋亭主の吉田玉五郎
(五代)もフィルムでしか体験できなかった方々かも。腰元お筆の
吉田文雀もぼくは間に合わなかったですが、逆に、公演記録映像で
何度もお目に掛かっていますねえ。延寿を遣っていた桐竹紋寿
格好良過ぎて、誰、この人?と見入ってしまいました。質屋の男を
吉田玉志が遣っていたようですが、一瞬で終わるので、ちと残念。
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テーマ : 伝統芸能
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 文楽

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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