落語のある風景

なるのかしら。3回目の緊急事態措置が
4月25日(~6月20日)からでしたから。
JR 大阪駅の中央北口正面の階段から
「梅田スカイビル」を後景に、「うめきた
SHIP」が進水するかのような佇まいを
目にするだけで、胸が高鳴ります。
夕暮れを前にして、2階のガラス窓に
ぼんやり、(急拵えの)高座の緋毛氈
が浮かんでいるのも良い風情。元々5月17日の開催予定だった「アーバン寄席 in
梅田」が7月5日(月)に延期されて、19時からの開演です。小1時間ばかり、間があり
ましたので、「新梅田食道街」の「はちきん」で、高知のお酒やホルモン豆腐等を賞味。
☆
一番手の桂弥っこは、吉弥の弟子ですから、故・桂吉朝師匠の孫弟子。島根県人で
あることを枕に、「いらち俥」を演じました。サゲまで行かずに時間調整。踊り等を
きちんと稽古しているのは好感が持てます。笑福亭べ瓶は、鶴瓶の13番目の最後の
弟子で、聴くのは2回目かな。演目は「おごろもち盗人」。“おごろもち”はモグラの
謂(いい)。トリは桂小春團治の「限りなきブルー」。演芸作家・石山悦子の新作落語。
逆パワー・ハラスメントのネタで、面白くはあるのですが、救いの無さ過ぎる噺だなぁ。
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