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安鶴油玉

立川談志に批判されるなど、毀誉褒貶の甚だしかった安鶴
ですが、亡くなって半世紀も経てば、冷静にその仕事ぶり
だけで、評価できるものでしょう。“権威”と成り果ててしまった
功罪はともかく、八代目桂文楽の噺を活字で再現してくれた
功績は、(何のとばっちりを喰らう危険性も無い身にとって)
素直に有り難いと思うのです。さて、安鶴の『落語鑑賞』は、
語釈も素晴らしい。「明烏」には“油玉(あぶたま)”なる食べ物が
出てきまして、ポーチド・エッグか、スコッチ・エッグのような
物を連想しそうですが、全くの別物、油揚げ料理なのでした。
       ☆
あぶたま〔油卵〕 豆腐料理の一種である。油揚げをたてに二つ切りにして、それから横に一分くらいの長さで切って、玉子をつぶして、あわアーく炒(い)ったのといっしょにして、これに醤油、煮出し汁、みりんなんかで、さッぱりと淡い味で煮たもの。これを、油の玉子なんていッちゃアまずくなる。

参考文献:安藤鶴夫『わが落語鑑賞』(河出文庫)
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テーマ : 落語
ジャンル : お笑い

tag : 落語豆腐

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
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