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美の殿堂の85年

2021_07_20_彫刻室(第5陳列室) 慣れない中国書画の鑑賞に長時間を要しましたけれども、
 階下に下り、コレクション展「大阪の洋画」、「小出三郎
 を鑑賞(中央ホールの南側に当たります)。気張らない
 身近な美術鑑賞は良いものです。個人的に、愉しみに
 していたのが、特集展示「美の殿堂の85年 大阪市立
 美術館の展示室
」でした。「大阪市立美術館」は昭和
 11年(1936)に開館。市会の決議から足掛け37年目…
 …「大阪中之島美術館」も似たような経緯を辿りました
 が、大阪市は昔から文化芸術に冷たいねえ。15代・住友
 吉左衛門から本邸敷地の寄贈を受けまして、大阪市土木
 建築部営繕課(課長:波江悌夫/技師:伊藤正文
 技手:渡辺久雄)による実施設計。85年を経て改修工事が
行われることとなり、来年度からしばしの休館。大規模な改修を前にして、ホール北側の
展示室そのものを目に焼き付けておこうという企画
でした。現在の彫刻室(420平方m)は、かつての2021_07_20_第2展示室(第2陳列室)
第5陳列室(左上画像)。往時は、ガラス天井から
自然光を採っていた訳ですが、紫外線が有害で
あると認知されてから、人工光源に切り替わって
います。元々人工光源を想定していなかったから
どうしても、館内が薄暗いイメージだったのね。
展示ケースも85年選手。第5陳列室には、連合
国軍接収時、バスケットボール専用コートとして
利用されたという黒歴史もあります。彫刻室の西
(正面玄関寄り)が第1展示室(第1陳列室)となり、
280平方m。その北側に位置し、さらに狭くなった
第2展示室(150平方m)の中央には、開館当初からの
Fケース」が厳かに鎮座しているのでした(右画像)。
       ☆
17時前、美術館を出ますと、「森田屋」へ入りました。
2階を利用したのは初めてです。「MARUFUJI CAFE
あべのHoop店に移動すると、デザートも頂きます。
“まるふじ農園の蜜焼き芋”や綿雪氷(抹茶)を賞味。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 近代建築美術呑むおやつ

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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