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怪談噺 '21

8月10日(火)、炭火串焼「らいず」南森町店で
小腹を満たした後、「天満天神繁昌亭」へ移動。
毎夏恒例の「お笑い怪談噺の夕べ vol.15」を
今年も鑑賞できるのでした。18時開演なのですが、
入場前に“大阪コロナ追跡システム”の利用を
促されまして、案の定、笑福亭たまが、神経質な
素振りを見せていて……どういう事情か、体温測定を
桂文鹿さんが行っているのにも、笑かされましたが。
たまの創作落語「漫談師の幽霊」は、「ろくろ首」や
自身のショート落語をシャッフルさせるなど、随所で
可能性の閃くネタですが、まだ、尺が足りない印象。
桂染雀は、サゲを枕で懇切丁寧に説明してくれる
安全・安心の「足上がり」。桂米左は、持ち時間から
“2景”くらいに抑えての「地獄八景」。中入りを経て、
何遍も聴いている旭堂南鱗の講談「応挙と幽霊の
花魁
」が、じんわりと耳に染みてきます。自然な老いが
渋く聞かせる方向に働いているのが、凄いのかな? 
“花魁の幽霊”ではなく、“幽霊の花魁”であることも
つらつら考えるに、なるほど!と。応挙は死の直前の
花魁から新しい幽霊画の着想を得て、幽霊(画)の後、
花魁(の幽霊)が出現したので、タイトルどおりな訳ね。
トリの笑福亭福笑は「備後屋敷」。幽霊役の染雀は
今年も客席を徘徊できず。一昨日で54歳の誕生日
迎えたそうです(来週もまた、染雀を聴く機会有り)。
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テーマ : 落語
ジャンル : お笑い

tag : 落語

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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