ミイラ展

赴きました。トレードセンター前で下車。この前、新型コロナ
ワクチン予防接種を受けた「インテックス大阪」の最寄り
駅でもあります。ITM棟2Fのギャラリーで、「ミイラ展」が
開催されています。緊急事態措置が9月12日まで延長
されているお陰で、会場は絶妙な空き具合でした。内容が
内容だけに、“密”な環境を危惧していた訳ですけれども、
大阪南港までは気が引けるのかな。「『永遠の命』を
求めて」と銘打ち、南北アメリカのミイラ、古代エジプトの
ミイラ、ヨーロッパのミイラ、オセアニアと東アジアのミイラ
――4章に分かたれたギャラリー内で、計42体のミイラが
展示されていました。1904年、オランダの湿地で発見
された2体の湿地遺体(=ボッグマン)「ウェーリンゲメン(Weerdinge Couple)」は
日本初公開。古代エジプトのミイラは、解説もすんなりと
頭に入りますが、ミイラにもいろいろあります。「貫秀寺」

(福島県石川郡浅川町)から呼ばれた即身仏「弘智法印
宥貞」には呆れさせられ……“永遠”について、或いは、
仙人修行について夢想を続けているぼくですが、これでは
ないよ。ニュートラム~Osaka Metro で帰路に就きます。
☆
金曜日の夕方、がらんとした天満市場の様子を目にすると
哀しくなります。(一部)営業している店舗は、結構な賑わい
とはいえ、“密”が嫌なのね。炭焼商會「とさかや」に入店。
先客は2人だけで、換気も無問題。 炭火で焼かれた朝挽き
鶏をアテに、「夜の帝王」(広島)、「灘菊」(兵庫)、「大典
白菊」(岡山)などを賞玩しました。当たり前の生活、普通の
生活って何だっけ。常に、この世界に居続けたいからと、ミイラになる必要は無いの。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術