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伊賀越メモ

2003年からは、9月の第3月曜日が「敬老の日」。
祝日に関わらず、出勤する訳ですけれども、「e+」で
購入したチケットの視聴期間が終了しつつあります。
1週間なんて、あっという間ですもの。「文楽プレミアム
シアター」第2回となる「伊賀越道中双六沼津の段
についての備忘録――昭和59年(1984)11月21日、
「国立文楽劇場」での公演でした。切を語るのは
竹本津太夫(4代)。三味線の竹澤團七もお若いの
ですが、ツレの鶴澤燕二郎(=現・燕三)が良い感じ。
 平作の末期のシーンで弾かれる胡弓は当時、鶴澤
清二郎である現・鶴澤藤蔵ですが、お顔は見えず。
親平作の人形役割は桐竹勘十郎(2代)、呉服屋
十兵衛が吉田玉男(初代)。現・勘十郎と玉男の
コンビの師匠同士での共演で、非常に見応えが有り。
飄々と人形を遣う初代・玉男は、結局、生で観たことが
なかったのですけれど、本来の人形浄瑠璃の在り方を
瞥見させてくれるような気がします。荷持安兵衛が
吉田和生、娘お米が吉田文雀、池添孫八が桐竹一暢。
和生師匠は老けない顔立ちだよなあと感心します。

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テーマ : 伝統芸能
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 文楽こんにゃく

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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