西二階町寄席

兵庫県姫路市の「七福座」(姫路市西二階町
85番地)にて、「西二階町寄席」が開かれて
います。JR姫路駅の中央コンコースを北へ出る
と、左手に「山陽百貨店」。そのまま、前方の
大手前通りのど真ん中に「姫路城」が建つ
ロケーションは、本当に素晴らしいですねえ。
「七福座」は大手前通りの西側、西二階町
商店街の中に在ります。13時に整理番号の
入ったチケット(1,500円)を購入し、13時半の開場を待ちました。桂三風と桂三語の
トーク・ショーを皮切りに、三語が「桃太郎」で先発。三風は「ドッグラン」の予定が、
ネタを替えてきました。「とおまわし」(?!)でしょうか。新作落語とあって、調べるのも
難しいです。ゲストの笑福亭喬若の演目は「天災」。客席で再三再四、携帯電話の
着信音が鳴るという“天災”に見舞われつつも、見事に演じ切ってくれました。噺家も
良かったけれど、ぼくは心学の先生、紅羅坊名丸という落語世界のキャラクターが
お気に入り。中入りの後、トリは三語の「茶の湯」……悪魔崇拝の儀式の線を敷衍
していけば、ホラーとも何ともつかない得体の知れない噺として再構築できるかな。
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tag : 落語