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きったんカレー

2021_12_20_松田ビル 「梅新会館」ビルの解体工事が日々進行する
 中、西隣の「松田ビル」(大阪市北区曽根崎
 2丁目7-2)の存在が気に懸かるようになって
 きましてねえ。1階に入っている「鳴門鯛焼
 本舗
」曽根崎店には、地元に在ったそば処
 「大喜」に替わった天神橋店や、天神橋3丁目
 店が思い出されて、自分から利用しようという
 気にはあまりなれないのですが、入居していた
 他の店を見ると、B1・地下酒場「Umbrella」、
2F・ヘアーサロン「ミサ」、4F・なつかし歌謡BAR「曽根崎
ヤンヤン」。どれだけの店が現在営業を続けているのか、2021_12_22_「きったんカレー」
確認できていませんけれど、3Fに新たに入っていたのが
きったんカレー」。狭い階段を昇って行くのは億劫ながら
“隠れ家”感は嫌いでなくてよ。最初に利用したのが3日前
(19日)。5辛にしまして、コロッケとらっきょうをトッピング。
この日はキーマ・カレー(同じく5辛)に、野菜とらっきょうを
トッピングしました。“欧風カレー”と看板には大書してある
のですが、スパイス・カレー隆盛に対しての欧風カレーと
いった意味合いが強く、スタンド・カレーとしては悪くない
と思います。名刺等の店名の上に記載されている「三浦
監修
」の「三浦」が何者かは、まだ突き止めていません。
“欧風カレー”に引っ掛かったのは、「情熱 A-GO-GO
天満本店がカレーから離れて、雑然たる居酒屋業に移行
しようとしている過渡期の現状を目の当たりにしているから。
飲食業は大変だなぁ。他人事とはいえ、胃が痛くなります。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : カレー建築

連番紙幣

午後から文楽プレミアムシアター」第3回を再鑑賞。
南森町で、相方と合流してから、天神橋筋商店街を北上。
Afrika Bambaataa の中古CD(廃盤)を見つけた後、
「天牛書店」にも寄り道しています。18時から、「ごますり
ちゃんこ
」(大阪市北区天神橋4丁目7−11、グリフォンビル
2F)に予約を入れていました。途中、飛んでいる年は
ありますが、学生時代から利用しているお店で、今年も
忘年会なのです。女将と談笑しながら、ゆっくりと呑む
ことが出来ました。支払いの際に、うっかり、粗相して
しまったのが反省点。また一年後などと言わず、どこかの
タイミングで、お詫びがてら、呑みに出向きましょう。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : 呑む黒い音

姫路城メモ

2021_12_18_姫路城
2021_12_18_扇の勾配
角の石は算木積み
 「西二階町寄席」へ出掛けた日の正午前、
 「姫路城」へ入城しています。ガイドの
 様子を見ながら、大変だろうなぁ。余計な
 心配をしてみたり、行き合わせた修学
 旅行生の集団に呆れ返ったり……登って
 下りるだけで、何がわかるのでしょう? 
 見たり聞いたりすることだけが体験だと
 ばかり思い込みがちですが、考えることも
 立派な体験。ただ、「考える」ことが言葉を
 使用することである以上、後から読んだり、
 書いたりすることも必須となってきます。
 入城口から菱の門を潜り、三国堀を右に
 にの門を過ぎ、大天守に登りました。
 東大柱、西大柱、「長壁神社」、武具庫を
 チェック。左上画像は、備前丸からの撮影
 です。城壁に使われた石棺、高石垣の
 “扇の勾配”(左下画像)に惹かれてしまい
 ますねえ。城内で井戸を発見するたびに、
 もしや!と毎回慌てていますが、二の丸
在るのが、本物の「お菊井戸」でした。土産物店で『姫路城絵図集』『姫路城の
基礎知識』
『増補 姫路城石垣の魅力』も購入。かなりのお買い得ですよ。


テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag :

プレミアム酒屋

文楽プレミアムシアター」第3回(再配信)を鑑賞しています。
期間は15日(水)11時から21日(火)23時59分まで、ほぼ1週間
あるとはいえ、完全オフの合間がなかなか取れない状況ですから。
e+(Streaming+)」の視聴チケットだけ購入して、観れず仕舞い
といった事態も想定されるので、無理にでも時間を拵えて、鑑賞
しなければなりません。今回の演目は「艶容女舞衣」酒屋の段、
昭和62年1月14日の公演記録でした。中は、豊竹英太夫(現・
呂太夫)に鶴澤燕二郎(現・燕三)。若き日の勇姿に心躍らされ
ます。切が竹本越路太夫鶴澤清治……越路太夫は生で聴く
ことが出来なかった人なので、神妙に聴き入るのです。人形
遣いが贅沢極まりなくて、吉田玉五郎(二代)や吉田作十郎に
じっくりと目を凝らし、宗岸の吉田玉男初代)はもちろんのこと、
茜屋半七の吉田文吾(五代)の佇まいは何だろう、一挙に吞み
込まれ。美濃屋三勝は吉田和生。お園の吉田簑助(三代)も
艶っぽくて、役割はともあれ、ぼくならばお園の下に帰りますよぉ。
玉男の宗岸も格好良過ぎるし。構成的に、半七の手紙で20分
ほどを費やし、酒屋の段の4分の1程度を占めるのですけれど、
手紙を読む役を交代させ、上手く間を持たせていることに感心。
詞章で「小きん」がよくわからなかったのですが、酒を入れる小型の
桶でした……独り寝の意の「孤衾」を響かせているの?と深読み。
P.S. 後日(11月21日)、再視聴できました。約80分でも、2回が限度。

テーマ : 伝統芸能
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 文楽

西二階町七福座

12月18日(土)、「姫路城」天守閣を見物後、とんかつ井上
(兵庫県姫路市西二階町113)でランチを頂きました。14時から
七福座」で、「西二階町寄席」の開演。当日13時にチケット販売、
13時30分に開場というシステムです。桂三語桂三風の二人会。
今回のゲストは月亭遊方。三風は、天神橋筋商店街(1~3丁目)
の自転車マナーの向上のアナウンスで、耳馴染みが良過ぎです。
因みに、同商店街の北側は川藤幸三。今回は三風さんが2席を
務めました。三語「ちりとてちん」の後、三風「ハンカチ」。遊方の
「例えばこんな誕生日」は昨春に聴いていたネタです。中入りの後、
トリの三風「成仏できるか!」。恒例のプレゼント抽選会で、相方が
来年の「大相撲カレンダー」を当てていました(ぼくは要らない)。

テーマ : 落語
ジャンル : お笑い

tag : 落語

飾磨を行く

12月17日(金)10時前から、梅田BIGMAN 前広場に集合。
北区ぶらぶら 2021」第5回(12月24日)の下見を行いました。
空模様が多少危ぶまれましたが、地下街がメインのコースでした
から、無問題。JR大阪駅に向かっている最中、ヘリコプターや
消防車が行き交い、騒然としており、後から、「堂島北ビル
(大阪市北区曽根崎新地1丁目3−17)での火災と知りました。
前月も近場で火事があり、年の暮れとはいえ、物騒ですね。
       ☆
2021_10_23_マンホール 前回、姫路市を訪れた際、美麗なマンホール蓋を撮影する
 とともに、当然の如く、マンホールカードの収集に走って
 いた訳です。「姫路城」という観光資源が堂々と聳えている
 のだから、JR姫路駅~姫路城周辺の観光施設で入手
 できるものと楽観しており、人力車の車夫に(配布場所で
 ある)姫路市下水道局の所在を尋ねたらば、眉を曇らされ
 ましてねえ。結構、距離がありますよ、と。最寄りの駅は
 山陽電鉄(≒阪神)飾磨。今回、落語会で姫路市を再訪
 するついでに、マンホールカードも貰おうと企みました。
阪神電車で、大阪梅田から直通特急で乗り換え無し……
ですが、1時間30分ばかり要し、飾磨駅到着は16時。2021_12_17_姫路市下水道管理センター
20分も歩けば、目的地に着くだろうと甘く見ていたところ、
車夫の愁眉の意味を思い知らされることになりました。
姫路市下水道局下水道管理センター」(姫路市
飾磨区今在家1351番地22)の遠いこと、遠いこと。
駅前および道中でタクシーを拾えなかったことが大誤算
でした。辺鄙で殺風景な工業地域で、日は暮れてくるし、
異様なまでに繁殖した鴉の大群が電線に集まってくるし、
17時数分前にどうにか「下水道管理センター」に滑り込み、
局員からマンホールカードを受け取ることが出来ました。
歩いて行くならば、山陽電車・西飾磨駅が正解だったよう
です。しかし、そういった迂路を通ったからこそ、宮堀川
緑道
を歩き倒し、いくつもの橋を渡ることが出来ましたもの。
       ☆
2021_12_17_ごはん家「萬福」 風が冷たくなり、辺りが薄暗くなってくる中、街の灯火を
 眺め遣りながら、橋を渡っていく。帰り道、ようやくのことで
 タクシーが見つかりました。JR姫路駅まで走らせます。
 駅南側に在る(以前、チェックを入れておいた)ごはん家
 「萬福」(姫路市豊沢町169)に上がることにしました。
 外はビニール・シートで屋台風。常連客で埋まり、空き
 席も少ない中、カウンターに座らせてもらいました。まず
 黒豆の枝豆。姫路おでん5品(厚揚げ、大根、牛すじ、
 玉子、ちくわ)に、こんにゃくを追加。ホルモン系や鉄板
 焼きのメニューも充実しています。「雪彦山(せっぴこざん)
 を熱燗で飲りながら、生姜醤油に身も心も染まっていった
 次第。「おでんプログラム(24)」に入れておこうか。

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 建築おでん呑む大豆豆腐こんにゃく

船場川の橋(5)

兵庫県姫路市の船場川に沿って南下しています
2021_10_23_亀の甲橋
2021_10_23_船場橋

けれども、右岸(西側)の道路は、白鷺橋交差点
から 姫路港線(兵庫県道62号)となっています。
西国橋」、「福中橋」、「みどり橋」――と見て
きましたが、現在の西国街道が通じているのは
「西国橋」でなく「福中橋」であるし、「福中橋」は
元「備前門橋」であったかもしれず、その備前門
橋跡が「福中橋」より「みどり橋」に近い位置に
在り、少々困惑させられる名称ではありました。
「白鷺橋」の架かっていた国道2号は、姫路市道
十二所前線(東行き一方通行車線の市道幹
第78号線
)でもあります。姫路港線を南下して、
亀の甲橋」(右上画像)を眺め、もうしばらく行く
と「船場橋」(右下画像)。どちらも橋名板に昭和
34年(1959)3月完成と見えました。「亀の甲橋」
(橋長16.0m、幅員8.2m)は、「亀の甲堰」に
因んだ名称です。もう1つの十二所前線(西行き
一方通行車線の市道幹第8号線)に架かって
いるのが「船場橋」でした。「亀の甲橋」の欄干に
半円形の穴が開いているのに対し、「船場橋」では、
3連で穿たれている尖頭アーチ形の(狭間にも似た)
穴が印象的です……これにて、10月23日撮影分の
船場川の橋の概説を終了。明日(12月17日)も
午後から、姫路市を訪れる予定になっています。

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag :

船場川の橋(4)

2021_10_23_福中橋
2021_10_23_みどり橋
 (承前) 兵庫県姫路市の船場川をさらに下って
 いきます。「福中橋」(左上画像)に立ち、下流を
 見遣ると、「みどり橋」が早くも目に入ります。
 「福中橋」は「白鷺橋」と同様、“船場八景”に
 選出されているかと思われるのですが、「福中橋
 夕照」と題して、「夕日照る福中橋に旅人は
 旅籠屋町を指して急がん
」と歌われたのは、
 新設された「みどり橋」(左下画像)辺りである
 模様。橋の名称と位置とが異なってくる事例は、
 大阪市内でも多々あり、学ばされてきました。
 「福中橋」と新設「みどり橋」の間、船場川の
 右岸に、「姫路城」の「備前門橋跡」の復元
 レプリカ(右下画像)が展示されていました。
 4本(?!)の直方体の延石(のべいし)や、親柱が
 立っていたと思われる穴も開いている礎石
 どういう役目を果たしていたのか、解説も行き
 届いていて、なるほどと感心させられましたよ。
 「備前門(橋跡)」について、平成28年(2016)
 3月、姫路市教育委員会の解説は以下の如し。
        ☆
 姫路城は外曲輪(そとぐるわ)から城外に備前門2021_10_23_備前門橋跡
・飾万
(しかま)門・北条門・外京口門・竹ノ門が
開かれていた。備前門(備前口門)は西に西国
街道、南西に室津
(むろつ)道、飾万門(飾磨津
門)は姫路港外港の飾磨津までの飾磨街道、
北条門は妻鹿
(めが)・松原道、外京口門は東に
西国街道、東北に丹波道、竹ノ門は東に丹波
道が通じていた。
 備前門は東の外京口門から城内外曲輪に
通じる西国街道の西の出入口として備前に向かうことが名称の由来であるが、
酒井家当主は代々四品
(しほん)の雅楽頭(うたのかみ)に叙任され、酒井忠道
(ただひろ)が隠居後に主計頭(かずえのかみ)、次いで文政五年(一八二二)備前守
改称したことにより藩は触れをもって備前の字を避け福中門とした。

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 史跡

天満橋~淀屋橋

12月14日(火)、「鳥せい」天満橋店(パナンテ京阪天満橋「食道街」)に入り、
ほろ酔いコースで小腹を満たした後、「ドーンセンター」(大阪市中央区大手前
1丁目3−49)へ移動しました。同所(=大阪府立男女共同参画・青少年
センター
)は、一時期、同人の合評会で使用していたこともあり、懐かしい場所
です。18時30分から、1階のパフォーマンス・スペースで、「麻の葉サロン」が
開催されました。テーマは「三味線とヴァイオリン」。「そもそも三味線って? 
ヴァイオリンって?」と、関西伝統芸能女流振興会の向平美希(=常磐津
美佐希)を司会に、大阪音楽大学講師の長江浩子(=清元延菊笑)、桂雪鹿
クロス・トーク。中入り後、雪鹿のヴァイオリン漫談、常磐津「独楽」、清元「玉屋」を
聴きました。近代文学作品中、“常磐津”や“清元”といった名詞が目に入ることは
多々あれ、漠然としかイメージできていないし、区別は甚だ曖昧でありまして……。
       ☆
2021_12_14_スノーマン in 中之島 「ドーンセンター」を出ますと、天満橋から
 大川を下って歩きました。背後にライト・アップ
 されたブルーの「天満橋」、目の前にオレンジ
 色の「天神橋」。中之島公園東端の剣先から
 ちょうど放水が始まっている時間帯でした。
 八軒家(昔の地名等の場合は「八軒屋」)~
 「天神橋」を過ぎ、「難波橋」を半ば渡りました。
 「OSAKA光のルネサンス2021」の季節です。
 「こども本の森 中之島」や「東洋陶磁美術館」
外壁にプロジェクション・マッピング。「大阪市中央
公会堂」への投影は今年も無し。BIGスノーマン2021_12_14_日本銀行大阪支店
co-BIGスノーマン親子の他、「大阪芸術大学」
学生が制作した「希求の唄」(鯨のオブジェ)も
目立っていましたね。「みおつくしプロムナード」が
西から東への一方通行に規制されていたので、
公会堂の西側から堂島川左岸に回り込みました。
「水晶橋」と「大江橋」が静かに見守ってくれます。
イルミネーションを施された大阪市役所正面から、
御堂筋の向かいの「日本銀行大阪支店」を
愛しく眺め遣ります……煌びやかに彩られたケヤキ
並木よりも、寡黙な近代建築の方が染みるのです。
淀屋橋から土佐堀川右岸を遡り、「栴檀木橋」を渡りました。

テーマ : 伝統芸能
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 呑む講座同人年中行事近代建築

船場川の橋(3)

2021_10_23_西国橋
2021_10_23_二代目西国橋
 兵庫県姫路市の南部を流れる船場川に架かる
 橋を追っています。「白鷺橋」の下流に見える
 のが、至って普通の桁橋である「西国橋」…
 …でありますが、現在は3代目。平成30年
 (2018)に架け替えられたばかりの新参者
 ですね。初代「西国橋」は明治8年(1875)に
 建設許可が下りている木橋でした。2代目
 「西国橋」の建造は大正13年(1924)。橋長
 約20mなのに、トラス橋。橋名板には「姫路
 杉山鐵工所 大正十三年十月製造
」と
 記され、各部材がリベットで接合されていた
 といいますから、正に“鉄”のイメージを体現。
 銘板周辺を切断し、表面を被膜処理した物が
 モニュメント(下画像)として設置されていまして、
 地元(産業)愛が感じられ、良いものですね。
 西国街道に架かるから「西国橋」。国道2号が
 開通するまで、西国街道は、姫路城下町を
 東西に抜ける中心的な役割を担っていました。

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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