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船場川の橋(1)

2021_10_23_市之橋_1
2021_10_23_市之橋_2
 今月中旬に兵庫県姫路市の「七福座」を再訪
 する計画なのですが、前回の画像整理も兼ね、
 姫路市を流れる船場川(市川の支流)に架かる
 橋を紹介していきたいと思います。「姫路城」を
 「桜門橋」から出て、城南線を西へ進めば、
 「市之橋」(左上画像2点)を渡ることになるの
 です。城の西部中濠と船場川の間に、“千姫の
 小径
”と名付けられた散策路が整備されており、
 ほっとさせられ。市之橋の親柱は擬宝珠付き。
 周辺に「千姫像」や「歳徳神社」が在りました。
 千姫(1597~1666)の祖父は徳川家康、父が
 徳川秀忠、母が江(ごう)。豊臣秀頼の正室に
 して、“大坂夏の陣”の後、本多忠刻(ただとき)
 正室となっています。忠刻が伊勢・桑名藩から
 元和3年(1617)、姫路に移ったことから、千姫
 と姫路城との縁が出来たようですが、忠刻が
 31歳で亡くなるなどしたことにより、千姫は
 江戸城へ入って、出家したそうです(天樹院)。
       ☆
船場川に沿って、“千姫の小径”を下っていくと、
2021_10_23_車門橋_1
2021_10_23_車門橋_2

複数体の彫刻が目を愉しませてくれますよ。
子供と鵞鳥」と同じく、「」も、高橋忠雄
作品だったのですけれど、丸々とした健康的な
子供のフォルムに、河合隆三と取り違える
ところでした。「紫水亭」跡地より下流に架かって
いるのが、「車門橋」(右下画像2点)です。すぐ
東の袂に「車門跡」も在りまして、ストレートな
ネーミングですね。車門は、船場川沿いに設け
られた城門の一つ。個人的には、「紫水亭」跡の
前に見えた水路や橋に惹かれていた訳ですが、
足を運んで撮影する余裕は無くて。しかし、現在、
Google ストリートビューで調べてみましたところ、
船入川(船場川と合流)に架かる「炭屋橋」と
判明しました。船場、船入(川)、炭屋橋……と
聞いていますと、大阪の話と思い込みそうね。
水や(堀)川の流れる場所では、一般的な名称、
ありがちな呼び名とはいえ、親近感が湧きます。
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テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 史跡美術

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

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