研修発表
午前中は元々、第7回「北区ぶらぶら 2021」(2月3日)の下見を
予定していましたが、蔓延防止等重点措置の適用を受けて中止。
ここ1か月の段取りが、(またもや)ぐちゃぐちゃです。やれやれ。
幸いに、第30期「文楽研修発表会」は実施されています。ただ、
前年は“研修修了発表会”でしたから、まだ修了していないのか?
と、勘繰りながら、1月28日(金)14時、「国立文楽劇場」(3F)
小ホールに上がるのでした。まずは「二人三番叟」。三番叟の
人形を桐竹勘介と吉田玉彦が遣っていて、妙に、得した気分(
狭い舞台上、大変そうではありましたけれども)。太夫と三味線の
並びの中、第30期研修生の緊張した面持ちを探します。研修生が
交じると、普段は(失礼ながら)注目度が多少落ちてしまう中堅・
若手に対して、改めて“プロフェッショナル”なのだという事実を
突き付けられて、愕然とします。豊竹睦太夫や鶴澤友之助の
頼もしいこと、咲寿太夫も大人の顔をしています。15分休憩の後、
素浄瑠璃で「菅原伝授手習鑑」寺入りの段。竹本碩太夫に
應武佳之が付きました。音が全体に軽いかな。10分休憩を経て、
「仮名手本忠臣蔵」裏門の段となり、鶴澤清𠀋の三味線で、
田村啓暉が語ります……が、物凄い 思い切り良さに、びっくり。
頭がぐらぐらしました。下手な小細工を弄さず、無難にまとめようと
足掻くより、これで良いのだろう、と承服します。前屈み気味なのも
愛嬌。まさか、素浄瑠璃に“ロック”を感じるとは思いませんでしたよ。
予定していましたが、蔓延防止等重点措置の適用を受けて中止。
ここ1か月の段取りが、(またもや)ぐちゃぐちゃです。やれやれ。
幸いに、第30期「文楽研修発表会」は実施されています。ただ、
前年は“研修修了発表会”でしたから、まだ修了していないのか?
と、勘繰りながら、1月28日(金)14時、「国立文楽劇場」(3F)
小ホールに上がるのでした。まずは「二人三番叟」。三番叟の
人形を桐竹勘介と吉田玉彦が遣っていて、妙に、得した気分(
狭い舞台上、大変そうではありましたけれども)。太夫と三味線の
並びの中、第30期研修生の緊張した面持ちを探します。研修生が
交じると、普段は(失礼ながら)注目度が多少落ちてしまう中堅・
若手に対して、改めて“プロフェッショナル”なのだという事実を
突き付けられて、愕然とします。豊竹睦太夫や鶴澤友之助の
頼もしいこと、咲寿太夫も大人の顔をしています。15分休憩の後、
素浄瑠璃で「菅原伝授手習鑑」寺入りの段。竹本碩太夫に
應武佳之が付きました。音が全体に軽いかな。10分休憩を経て、
「仮名手本忠臣蔵」裏門の段となり、鶴澤清𠀋の三味線で、
田村啓暉が語ります……が、物凄い 思い切り良さに、びっくり。
頭がぐらぐらしました。下手な小細工を弄さず、無難にまとめようと
足掻くより、これで良いのだろう、と承服します。前屈み気味なのも
愛嬌。まさか、素浄瑠璃に“ロック”を感じるとは思いませんでしたよ。
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tag : 文楽