3月ミニ
3月9日(水)18時30分から、「門戸寄席(J:SPACE)」にて、
「桂文鹿ミニ独演会」(その3)を鑑賞しました。定連さんも
多く、リラックスした雰囲気の中、文鹿さんの噺を毎回3席も
堪能できる 良い落語会です。「ぞろぞろ」は舞台となった
「赤手拭稲荷神社」(大阪市浪速区稲荷2丁目6)を訪ねて
いかねばなるまいと考えているところ。今回のゲストは、桂
ぽんぽ娘でして、客筋を見て、ピンク落語を封印。演目は
「引き出す女」でしたが、落語家に転身しての修業時代に
「金明竹」や「ふぐ鍋」の稽古を付けてもらったという枕が
興味深かったのです。決して、無駄にはならないと思います
けれども(現在のぼくは、妙に空気を読める怜悧さ、営業の
必死さに引いてしまいます)。桂文鹿「ごっつぁんです」で
中入り。トリは2度目に聴く「土橋萬歳」。今回の方が落語
として、こなれては見えましたが、夢落ちはどうでもよくて、
修羅場における殺気に重きを置いた演出の方が、ぼく好み。
一見筋の通っている番頭の条理を覆す若旦那の無理無体な
理屈に、ぞっとさせられ、黙らせるには封殺するしかないの。
(陰惨になり過ぎないために、“泥場”の芝居仕立てが必要)
「桂文鹿ミニ独演会」(その3)を鑑賞しました。定連さんも
多く、リラックスした雰囲気の中、文鹿さんの噺を毎回3席も
堪能できる 良い落語会です。「ぞろぞろ」は舞台となった
「赤手拭稲荷神社」(大阪市浪速区稲荷2丁目6)を訪ねて
いかねばなるまいと考えているところ。今回のゲストは、桂
ぽんぽ娘でして、客筋を見て、ピンク落語を封印。演目は
「引き出す女」でしたが、落語家に転身しての修業時代に
「金明竹」や「ふぐ鍋」の稽古を付けてもらったという枕が
興味深かったのです。決して、無駄にはならないと思います
けれども(現在のぼくは、妙に空気を読める怜悧さ、営業の
必死さに引いてしまいます)。桂文鹿「ごっつぁんです」で
中入り。トリは2度目に聴く「土橋萬歳」。今回の方が落語
として、こなれては見えましたが、夢落ちはどうでもよくて、
修羅場における殺気に重きを置いた演出の方が、ぼく好み。
一見筋の通っている番頭の条理を覆す若旦那の無理無体な
理屈に、ぞっとさせられ、黙らせるには封殺するしかないの。
(陰惨になり過ぎないために、“泥場”の芝居仕立てが必要)
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tag : 落語