赤手拭稲荷神社

阪神高速15号・堺線を潜り(千日前通を横断)、
4~6ブロックも歩くと、上方落語「ぞろぞろ」の
舞台で知られる「赤手拭稲荷神社」(大阪市
浪速区稲荷2丁目6)に逢着します。祭神は
豊受大神他。桜川周辺は、(確か)昔の友人が
住まっていたことも
あるし、お好み焼き

「さざれ」(大阪市
浪速区桜川2丁目2−23)を利用するなど、土地勘が全く
働かないといったロケーションでもないのに、こんな所に
在ったのか?!という意外感。現在の本殿が昭和23年
(1948)に再建された物であり、往古の風情を偲ぶことも
難しいとは思われ……縁(よすが)と言えば、手水鉢に
紅染めの手拭いがずらりと下がっていたことでしょうか。
地名や「稲荷町公園」に“稲荷”の文字を残す以外に、
バス停の名称でも「赤手拭稲荷前」と存在をアピール
してはいますが。バス停は西に行ったあみだ池筋に
位置し、北上して道頓堀川を渡って行けば、「阿弥陀池」
~「和光寺」が在りますし、さらに北へ、長堀通(かつての
長堀川)を渡った辺りが、江戸幕府公認、“新町”遊郭でした。
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