金屋橋
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30.0m、幅員11.0m)の北詰東側に立つと、
「なんばHatch」や「マルイト難波ビル」(高層
フロアに「ホテルモントレ グラスミア大阪」)が
目に入らざるを得ないのね。道頓堀川に架かる
「大黒橋」と「深里(ふかり)橋」の間に、かつて
流れていた運河が西横堀川でして、昭和37年
(1962)に埋め立てられてしまいました。
長堀川や天満堀川などと同じ運命を辿っている
訳ですが、最下流に架かっていた「金屋橋」
だけは現存しています。左中画像(3月11日
撮影分)は、「金屋橋」から北側、西横堀川の
埋め残り部分です。久左衛門通に架かって
おり、上を阪神高速1号環状線が走っています。
橋長29.7m、幅員7.68m の桁橋となり、昭和
4年(1929)の完成ですよ。「道頓堀橋」より
年長ですし、日陰者となって、やさぐれ感が
きつくなっているにせよ、もう少し、大事にして
あげてやってもよいと思うの。左下画像は
西詰北側からの撮影です。(現在の安全基準の
観点から)高欄に継ぎ足された手すりの意匠は
何とかならなかったものか。「リバーウエスト
湊町ビル(=旧「川西湊町ビル」)」から回り
込み、“とんぼりリバーウォーク”に下りて、
北向き(西横堀川の方)に「金屋橋」を見上げ、
昭和初期の面影を蘇らそうと試みましたが
……高速道路の高架が強過ぎるのよねえ。
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