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聖林寺/元興寺

2022_03_25_奈良国立博物館 「奈良国立博物館」で開催中(~3月27日)の「聖林寺
 十一面観音 三輪山信仰のみほとけ
」展に間に合い
 ました。「聖林寺」の十一面観音菩薩立像は、奈良博で
 24年ぶりの公開。昨年は、東京で初めての展示だった
 ようです。ぼくらが5年前、十一面観音に出逢った場所、
 「聖林寺」(奈良県桜井市下692)の観音堂は現在、耐震
 補強工事を行っています。再会を喜び、生で全身を360度
 から拝みました。ぐるぐる、ぐるぐる、何遍回って眺めても、
 飽きないのですねえ。古巣の「大神(おおみわ)神社」~
 「大御輪寺」で一緒だった法隆寺地蔵菩薩立像」、
 正暦寺日光菩薩立像」、「月光菩薩立像」の同窓会も
 セッティングされていました。「三輪玄賓庵(げんぴあん)」の
「不動明王坐像」、「長岳寺」の「増長天像」と「多聞天像」は欠席です。他の仏像では、
「大神神社」の「大国主大神立像」に足が止まりました。併催されていた特別陳列
「お水取り」は軽く流し、「なら仏像館」も外観を眺めるだけでスルー。次なる目的地へ。
       ☆
柳茶屋」のぜんざい、わらび餅を賞味した後、「興福寺五重塔の国宝特別公開
初層四方の三尊像)を楽しみに足を向けたのですが、新型コロナウイルス感染拡大
防止のために延期……どうにも、足並みが揃いません。せっかく、奈良博・東新館を
早めに出て、「なら仏像館」も見送ったのに……めげずに、猿沢池から南へ下ります。
       ☆
目指したのは奈良町。市街地の中に位置して2022_03_25_元興寺
いて、見過ごしがちなのですけれども、世界
文化遺産「古都奈良の文化財」の一つでもある
元興寺」を訪れたのです。塔跡はよく観ています
が、本堂(極楽坊)への入り口が非常にわかり
づらいのよ。養老2年(718)、平城京に「法興寺
飛鳥寺)」が移建され、「元興寺」とされました。
南都七大寺”(東大寺/興福寺/元興寺/
大安寺/西大寺/薬師寺/法隆寺)の1寺。
極楽堂(坊)や禅室に使用されているのは、“日本
最初の瓦
”だそうで、特に重なり合った丸瓦の葺き方は「行基葺き」と呼ばれています。
収蔵庫では、五重小塔の他、阿弥陀如来坐像、聖徳太子立像(孝養像)、南無仏太子
像、弘法大師坐像、閻魔王坐像/泰山府君坐像/司録坐像、如意輪観音像、弁財天
坐像、地蔵菩薩立像……etc.を鑑賞できました。細かい物件が多く、また、じっくりと
観に行きたいところ。「元興寺文化財研究所」から発行されている読み物も素敵で、
いろいろと買い漁ってしまいましたよ。拝観時間(~16時30分)ジャストに引き揚げ。

参考記事:元興寺 ― 元興寺のほとけさま
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テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 仏像建築おやつ

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たまに「考える人」、歴史探偵。
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