fc2ブログ

★ 2022年5月に読んだ本 ★

前月からの課題図書も読めておらず。深夜シフトが組まれたり、
すべり症に悩まされたり、理由は多々あれど、頂けない状況です。
       ☆
『大坂蔵屋敷』(大阪市立住まいのミュージアム)……副題に「天下の台所はここから
 始まる」。割とスルーしがちでしたが、大坂の蔵屋敷についても、ぼちぼち学習中。
『コレクター福富太郎の眼』(アートワン)
 ……「昭和のキャバレー王が愛した絵画」展の図録ですが、執筆陣や記事が充実。
『甲山神呪寺史』(神呪寺)
土居年樹『天神さんの商店街』(東方出版)
 ……副題に「街いかし人いかし」。土居さんは昭和12年(1937)生まれ。「土居
 陶器店」の代表にして、天神橋筋商店街の振興に努められた方です。平成28年
 (2016)8月23日に亡くなっています。何かの機会に触れることが多々あるか、と。
杉山三記雄『大阪の陣と戦の街道』(読書館)……「河内の街道を歩く③」とシリーズ物。
 杉山街道について調べたかったのですが、詳しい情報は載っておらず。現在は、
 十三(じゅうさん)街道について調査中ですが、空振り状態ですねえ。探偵を続けます。
『近代日本美人画名作展』(読売新聞社)
 ……ぼくが足を運んだ展覧会のタイトルも「女性の美」だったように思うのですがねえ。
スポンサーサイト



テーマ : 読書記録
ジャンル : 小説・文学

Mind-Body Column

2022_05_31_アントニー・ゴームリー「Mind-Body Column」 5月31日(火)8時半から、「大阪中央病院」(大阪市
 北区梅田3-3-30)に赴き、健康診断を受けました。
 腰を痛めているので、検査台の上で無理な体勢を
 取らされるバリウム検査が恐怖。予め、1か月以上
 腰痛に悩まされていると申告しています。2時間も
 掛からずに終了しました。画像は「ホテルモントレ大阪」
 と病院との中ほどに屹立する Antony Gormley
 「Mind-Body Column」(高さ15.24m)。大地から
 生えた背中合わせの“人体”を 鉄によって表現して
 います。鋳鋼10体分は溶接でなく、“焼き嵌め”と
 “冷やし嵌め”という手法(バリも補修の跡も無し!)
 で積み上げられ、約15t もの重量に対して、地震時の
 応答加速度を減ずる免震構造が採用されたそうです。
 制作は平成12年(2000)……阪神・淡路大震災以後
 ですから。真っすぐ伸びる “精神=肉体の柱” を見上げ、
羨ましがり(歪んだぼくの腰よ、心よ)。昼時は、「阪急三番街」南館B2Fに移動。
仙台牛たんとお酒もりの屋」を利用しまして、「一の蔵」(宮城県)を呑みました。

参考記事:彫刻だって免震構造、世界文化賞にみる先端技術

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 美術呑む

Back Pain

5月14日頃からコルセットを着用しているのですけれど、
慣れれば慣れたで、コルセット無しでは生活できない
身体になってしまうぞ。怖くなり、前日(29日)、外して
みたのです。ところが、昨日の今日で、半日も持たず。
激しい腰痛がぶり返してきそうだったので、慌てて、腰
サポーターを再装着しましたよ。席に座り続けている
業務が宜しくないのか。腰椎椎間板症に悩まされた
時は、ちょうど、仕事(職種)が替わったことによって、
体形やら体重やらも変化し、自然と解消されていたよう
なのですが、今回そういったミラクルは起こりようがなく。

テーマ : つぶやき
ジャンル : 日記

tag : つぶやき

紀伊勝浦漁港突堤灯台

2022_05_24_紀伊勝浦漁港突堤灯台(赤灯台) 昭和56年(1981)3月に架けられた「渡ノ島橋(わたのしま
 ばし)
」を渡って、赤灯台を目指しました。正式名称は
 「紀伊勝浦漁港突堤灯台」というようです。勝浦漁港
 突堤の外端に建っていました。コンクリート造りの塔で、
 赤色のモザイク・タイルが貼られています。南アジア人と
 思われる肌の色、背格好の男性が1人で釣りに勤しんで
 いました。灯台の下に辿り着くと、日陰に入り、横たわり、
 身体を休めることにします。海鳥の糞や、魚鱗が周囲の
 コンクリート面にこびり付いていますが、強い日差しに
 干からびていて、不潔に見えません。空はどこまでも青く、
 ホテル「浦島」へ引っ切り無しに行き来する観光船が、
 何をそんなに忙しいことがあるのか、不思議に思われ。

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 建築

浪曲練声会

5月28日(土)15時から、「国立文楽劇場」小ホールにて、
第34回「浪曲練声会」第2部を聴きました。特に贔屓の
浪曲師がいるという訳でなく、現在は演目で足を運ぶか
どうかを決めています。今回聴きたかったのは「橋弁慶
と、上田秋成・原作の「仏法僧」。人形浄瑠璃文楽の
辻法印の段」が好きで、詞章に出てくる“橋弁慶”が
どんなものかと思いきや、京山幸乃(曲師:一風亭初月)
「橋弁慶」は周知の展開。真山隼人(曲師:沢村さくら)
「仏法僧」は、独特のムードが面白かったです。逆に、
浪曲らしくないのか。大坂の秋成が豊臣秀次を題材に
取り上げたこと自体アイロニー。中入り前に聴きたかった
演目が終わって、三原麻衣(曲師:虹友美)「仲乗り新三」、
京山幸太(曲師:一風亭初月)「首途(かどで)の一里塚」。
股旅物は性に合わず。塙保己一の出世譚は良い後味。
浪曲師より、曲師の方に惹かれてしまうかも、と思いつつ。

テーマ : 伝統芸能
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 演劇小説

大阪の肖像(1)

5月27日(金)、「大阪中之島美術館」に出掛け、
みんなのまち 大阪の肖像(1)」を鑑賞しました。
この頃、足跡を辿っている佐伯祐三は「肥後橋風景
と「汽船」が出展されていましたよ。「肥後橋風景」に
描かれていた大阪市庁舎(3代目)の解説文において、
みおつくしの鐘」に触れる勇み足。他にも、“橋”という
建築と絵画芸術を偏愛する者には、赤松麟作「土佐堀川」、
青木宏峰(大乗)「中之島風景」、斎藤与里「難波橋風景」、
小出楢重「街景」、国枝金三「中之島風景」、池田遥邨
「雪の大阪」……etc. 馴染んだ作品が殆どですが、何とも
堪りません。図録は無いのね。第2期(8月6日~10月2日)
も楽しみ。しかし、後日のトーク・イベントの要項も確認したのに。

続きを読む

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 美術豆腐呑む

渡ノ島橋

2022_05_24_渡ノ島橋_1
2022_05_24_渡ノ島橋_2
左手にはホテル「浦島」
 熊野御坊南海バスで下山。JR紀伊勝浦駅
 前まで戻ると、勝浦港まで てくてく歩きます。
 海の匂いを間近で嗅ぐのはいつ以来かしら。
 「海乃湯足湯」など、足湯スポットを複数
 見かけましたが、今回は浸かっていません。
 延縄(はえなわ)漁法による生鮮マグロでは、
 水揚げ日本一らしいですが、にぎわい市場
 等も定休日で、ひっそりとしていました。
 「赤灯台」の見える人口埠頭、“渡ノ島
 (わたのしま)
”を目指して、歩を進めていますと、
 思わず、橋を渡ることとなります。橋は山中・
 平野の河川に架かっているだけでなく、
 海上でも架かっていますもの。「渡ノ島橋
 を渡りながら、心が浮き浮きしてきました。
 自分の足で歩いて渡る橋は良いです。
 前方(南方)に見える中ノ島は本当の島
 でしたが、左手に見える(ホテル)浦島は
 地続きのようです。観光桟橋から専用船に
 乗って、頻繁に行き来していましたけれども。

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag :

お滝もち

西国三十三所”第一番に詣でた際、那智山の2022_05_24_「和か屋」本店
参道入り口に在る「和か屋」本店で一服。那智の
滝を模した“お滝もち”は、延命長寿を祈念して
おり、国産もち米、北海道産小豆を使用。焼き
たては、軟らかくて、実に美味。蒸籠で蒸し、半
突きにしたもち米で こし餡を包み込んだ“紀州
てまり餅
”にも、ほっこりさせられました。
「飛瀧神社」参詣前に立ち寄った「美山亭」では、
熊野古道麦酒」を呑み、名物の“めはり寿司
(1個200円)を頂いたりなどしています。高菜の
葉で包んだだけの握り飯が、しみじみと旨くて。

テーマ : ご当地グルメ
ジャンル : グルメ

tag : おやつ呑む

西国三十三所(01)

2022_05_24_青岸渡寺
第一番「那智山 青岸渡寺」
2022_05_24_三重塔と那智の滝
 前日17時15分、新大阪発の特急「くろしお
 21号に乗って、紀伊勝浦に前乗り。いずれは
 始めなければ、と祈願していた“西国三十三所
 観音巡礼
”を とにかくスタートさせることにした
 のです。西国三十三所自体、その由来やら、
 歴史やら、ネタがてんこ盛りで、収拾がつかず、
 この記事すら書くのが後手に回っている始末……
 蘊蓄は後日にして、断片的な備忘録とします。
 第一番札所(ふだしょ)は「那智山 青岸渡寺
 (和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8)。
 裸形上人の開基といわれ、その御詠歌は―
 ―「補陀洛や岸うつ波は三熊野の那智の
 お山にひびく瀧津瀬
」。本尊となる「如意輪
 観世音菩薩
」は秘仏につき、お前立ちしか
 観ることが出来なかったり、宿題は多々残って
 いますが、まずは足を踏み出すこと。参道に咲く
 パッションフルーツの花に肝を冷やし、「如法堂」
 大黒天像を拝んだ後、カナヘビと遭遇しました。
 左上画像が天正18年(1590)、豊臣秀吉の
再建した本堂(如意輪堂)。普段は朱印など集めたりしないはずですが、今回に限って
御朱印帳(西国三十三霊場納経帖)も持参していますよ。すべり症に悩まされている
最中とあって、納札には「頑健な体になる」と記しました。わはは。左下画像は、三重塔
(塔内も登りました)と那智の滝。防災道路を下り、「飛瀧神社」にお参りしたのです。

テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 仏像建築

菅原町~バラ園

5月23日(月)10時、「大阪市立北区民センター」(大阪市北区
扇町2丁目1−27)にて、「大阪区民カレッジ」北校の講座が
開かれました。「ヤジ馬ヤジ北」代表・松田眞一氏による
北区の歴史と文化」がテーマでしたけれども、5月上旬に
行われた城東校の講義の北区バージョンですね。午後は13時
から、まち歩き――「蔵のあるまち菅原町と中之島バラ園」。
北区民センターを出発し、天神橋筋商店街を南下。「夫婦橋」、
御迎え人形等を押さえた後、「天満天神繁昌亭」~「大阪
天満宮
」を経て、「天神橋」北詰から菅原町を歩きました。
菅原町のガイドは初めて聴いた格好。「難波橋」からバラ園に
下りて解散。この日は、JR新大阪駅に移動しなければならず。

テーマ : 史跡
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 講座史跡

カレンダー
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
Access Counter
総閲覧者数:
Online Counter
現在の閲覧者数:
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリー
プロフィール

ぽか

Author:ぽか
⇒ 旧プロフィール

歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

リンク
月別アーカイブ
検索フォーム
Amazon
QRコード
QR
RSSリンクの表示
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

メルマガ登録はこちらから
購読希望者はメール・アドレスを書き入れて「送信」してね!
SOUKEN