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AMEDEO MODIGLIANI

2022_05_06_「髪をほどいた横たわる裸婦」 「大阪中之島美術館」の開館記念特別展
 「モディリアーニ ―愛と創作に捧げた35年―
 を観に行きました。アメデオ・モディリアーニ
 (1884~1920)の作品がまとめて紹介される
 と同時に、当時(20世紀初頭)のパリ、彼の
 作品の受容史も概観できる内容の展示です。
 プロローグでは、ジャン・コクトーの手掛けた
 ポスターに瞠目。器用なものですね。彫刻にも
 手を出していたモディリアーニですが、ギリシャ
建築におけるカリアティード(女人柱像)や、アフリカの仮面・彫像を眺めていますと、
仏像にもつながる何かが感じられます。モディリアーニの師事したコンスタンティン・
ブランクーシ
の「接吻」が超キュート。“エコール・ド・パリ”として括られた絵画が
並ぶ一角では、パブロ・ピカソ、マリー・ローランサン……etc. 懐かしい面々が集合。
妙に面映ゆい気がしました。キスリング藤田嗣治は好き嫌いを抜きにして、
馴染んでいるのです。今回、惹かれたのは、フアン・グリスの「円卓」、シャイム・
スーティン
の「心を病む女」、「セレの風景」。その作品は飾られていないのに、
モーリス・ド・ヴラマンクやモーリス・ユトリロを見て、佐伯祐三のことを思い出したり
していました。グレタ・ガルボ(1905~1990)のコレクションであった「少女の肖像」は
世界初公開だそうです。一番の見どころは、大阪中之島美術館のコレクションである
髪をほどいた横たわる美女」と、同一のモデルを描いたアントワープ王立美術館
(ベルギー)の「座る裸婦」を同時に鑑賞できることでしょうか。“呪われた画家”とも
呼ばれるモディリアーニですけれど、(彼の作品ではなく)彼の生き様が、或る種の
ステレオタイプとなって、飲酒・薬物にまつわる破滅願望やら、貧困と切って切れない
芸術家像を拵えてしまったのだなあ、と身に染みさせられます。笑い事じゃなくてよ。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 美術

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
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(自称)。
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