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47年目

6月15日(水)、「国立文楽劇場」にて、第39回
文楽鑑賞教室」を聴きました。開催期間が翌16日
まででしたから、滑り込みセーフ。10時30分開演の
午前の部を鑑賞。高校生らしき団体客(授業の一環)が
交じり、中央座席8列の36番に追いやられ、床が近い。
二人三番叟」は吉田玉勢ばかりを注視して、解説
「文楽へようこそ」を行った吉田簑太郎の手堅さに
驚かされて休憩。「仮名手本忠臣蔵」二つ玉の段/
身売りの段/早野勘平腹切の段と、勘平が主役の
見取り。ところで、“赤穂事件”は元禄14年(1701)で、
大坂竹本座での「仮名手本忠臣蔵」初演が寛延元年
(1748)と、47年後だったのですねえ。早野勘平は
吉田一輔、斧定九郎は吉田玉翔が遣っていました。
(しかし、勘平を筆頭に、千崎弥五郎、原郷右衛門――
誰もが粗忽者に見えて仕方なく、“早まりし”は皆がそう)
高校生らがどう感じていたかはわかりませんが、腹切の
段の竹本織太夫鶴澤燕三は、何とも贅沢であります。

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テーマ : 伝統芸能
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 文楽

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歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
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