双頭レール

決行。阪急・中津駅に集合でした。JR東海道線支線
地下化の工事は続いており、「中津跨線橋」周辺も
騒がしいのですが、支線(跡)のフェンス際に、“双頭
レール”を廃物利用した柵の痕跡が残されています。
熱心な鉄道ファンらしき方が作成したと思われる
説明文がラミネート加工を施され、吊るされていました。
現在使用されているレールは、底部が広い「工」形
ですが、明治時代初期、新橋~横浜間、大阪~神戸
間、大阪~京都間に敷設された際は、頭部と底部が
同じ「I」形の双頭レール。イギリスから輸入され、擦り
減った場合は上下を反転して再利用することを想定
していたそうです。どさくさに紛れて、撤去されません
ように……「光徳寺」等を視察して、中崎町で一旦解散。
順路の一部再考を含め、もっと、練り直せる可能性を
孕んだコースと言えましょう。皆で「南所」(大阪市北区中崎町2-5-1)に立ち寄ると、
台湾ビールで乾杯。豆花も頂き、ラムの豆乳割りも呑みました。相方と夕食の約束も
あって、17時半から「精養軒」(大阪市北区天神橋5-5-3)に駆け込んでいます。
おそらく、十年以上も足が遠のいていたのか。黙って、冷やし中華を味わいました。
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