旧「三菱金属大阪製錬所」正門

大阪市北区天満橋1丁目を中心とした
約5haのエリアを占める複合施設。
「OAPタワー」(176m)は平成8年
(1996)1月に竣工。「帝国ホテル
大阪」も集約しています。「OAP」正門
向かって右手の説明板がポイントを
押さえているので、転記しますね。
☆
旧製錬所正門の門柱
大阪アメニティパークは、旧三菱金属(現・三菱マテリアル)大阪製錬所の跡地を
活用した開発です。当製錬所は、明治24年(1891)、宮内省御料局生野支庁
付属大阪製錬所として発足し、明治29年(1896)、三菱合資会社が払下げを受け、
平成元年(1989)に至る迄、約百年に亘って金、銀、銅等の非鉄金属の製錬を
中心に操業を続けてきました。
この門柱は、明治時代に製錬所が建設された当時から、開発が始まるまで
正門として立ち続けてきたものです。
尚、この説明に使われている銅板は、銅製錬の過程で溶解炉から出た銅を
型に流し込み、電解陽極板(アノード)用に鋳造したものです。
平成8年1月
スポンサーサイト
tag : 近代建築