fc2ブログ

西国三十三所(03)

9月21日(水)、JR和歌山駅・みどりの窓口
(東口)にて、「JR西日本懐鉄入場券」を
入手。発売時間が10~15時と変則的でして、
前日は購入できなかったのですよ。券面には
くろしお」(381系)がデザインされています。
       ☆
JR和歌山線に乗車して、粉河まで移動。
駅から真っすぐ、門前町らしき通りを北上して
いきました。歩道に「粉河寺縁起絵巻」の
モニュメントが設置されているのは、大変に
有り難いのですけれども、道路(片側1車線)の
左右に跨って置かれているのが、ちと不便。
中津川(紀ノ川の支流)を渡れば、“西国三十三所
観音巡礼
”の第三番札所、「風猛山 粉河寺
(紀の川市粉河2787)の大門です。“風猛山
かざらぎさん”と訓読みするのが気分かな。
長屋川に沿った参道を歩いて行けば、中門。
左手には童男堂、仏足跡、出現池、念仏堂、
露座仏、(ぼろぼろの)太子堂等が在りました。
       ☆
中門を潜り、牧水歌碑や芭蕉句碑を斜め読み。
左手(北)に目を遣れば、粉河寺庭園
(右画像)を前景に、本堂を見上げる格好。2022_09_21_粉河寺庭園
地蔵堂、丈六堂を軽く眺めて、石段を
上がるも、六角堂や鐘楼、「粉河産土
神社
」等、周辺をぐるりと散策した後で、
本堂に入りました。「紀三井寺」と同じく
宝亀元年(770)の開創。大伴孔子古
(くじこ)による草創の物語は、「粉河寺
縁起絵巻」に詳しく書かれています。
御詠歌は「ちちははの恵みも深き
粉河寺 ほとけの誓ひ たのもしの身や
」。
御朱印を貰った後(納札には「執筆時間を設ける」との祈願?!)、
本堂の外陣を一周させていただきました。左甚五郎・作と伝わる
野荒らしの虎」、鬼子母神立像、不動明王座像、裏本尊
(千手千眼観世音菩薩)等を観ましたところ、仏像よりも建築や
樹木後述の方に見応えがありそうです。ともあれ、一度では
見切れず、1回では書き切れない“西国三十三所”ですから、
思い出したように、ぞろぞろ書き連ねていくこととなりましょう。
スポンサーサイト



テーマ : 仏教・佛教
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 仏像建築

カレンダー
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
Access Counter
総閲覧者数:
Online Counter
現在の閲覧者数:
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリー
プロフィール

ぽか

Author:ぽか
⇒ 旧プロフィール

歌わない詩人、喰えない物書き。
たまに「考える人」、歴史探偵。
フードビジネス・コンサルタント
(自称)。
好きな言葉は「ごちそうさま」。

リンク
月別アーカイブ
検索フォーム
Amazon
QRコード
QR
RSSリンクの表示
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

メルマガ登録はこちらから
購読希望者はメール・アドレスを書き入れて「送信」してね!
SOUKEN